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社長の朝活107 ビジネスは勝ち続けなければならない
おはようございます。
世の中の商売は毎日競争の中で生きてます。
商品を選ぶのはお客様の自由であり、商品を売るのはライバルの勝手である。
でも伸びる会社はドンドン伸びていきます。
そして伸びる会社がいれば衰退する会社も存在するという事です。
仮にこの世でコカコーラが一日100万本売れるとしましょう。
つまり一日100万本が需要のMAXとします。
4社が代理店となっていた場合、均等に25万本売ると言うことはありえません。
4社の会社がより多く売りたくていろんなアイデアや販路を築くでしょう。
仮にその中の一社A社が、とても面白い販促活動を築き全国から集中的に発注が来て1日70万本売る事になったとしましょう。
すると他の3社は30万本を取り合う事になります。
そして3社はそれぞれ10万本づつ売る事しか出来なくなりました。
1日の売り上げは半減します。
売り上げが半減して完全に負けた3社は固定費が賄えず、取った行動がリストラや販促費の削減となり、規模縮小して運営せざるを得なくなります。
こうしてA社だけはどんどん人を採用していける会社となりました。
さて3社は可哀想ですか?
まぁこうならないように建設業界は談合をしてそれぞれの会社を守っていたりもするわけですが…。
その話は置いといて、A社はより人を多く採用したので、その社員を守るために給料を上げ続け、賞与を還元し、より良い環境を築いていかねばなりません。
この70万本売るためのノウハウや販路を築いたのは社員のアイデアと社員の足で稼いだのは言うまでもありません。
良い人が集まれば会社はドンドン成長するでしょう。
A社は規模縮小した3社のためにも、リストラをせず成長させ続けなければならない使命があるのです。
こうして世の中の需要は頭打ちしているので、成長する会社の影では衰退する会社もいると言う現実をしっかりと受け止めなければならないんです。
でも先程の3社もまだまだチャンスはあるんです!
コカコーラに拘らず新しい飲み物を開発する事も出来ますし、新しい需要を作り出す事も出来るし、A社以上に画期的なアイデアでV字回復させる事は何時でも可能なのですから。
まぁ新しい需要があれば必ず何かの需要も消え去るので、やはり多少なり犠牲というものが付き纏います。
「トップは引退するまで全力でアンテナを張るのが仕事です」
今世の中に求められるのはスピード経営。
変化に動じない心なのかもしれません。