うつ対策に効果的なアロマとは?
厚生労働省によると、今の日本では、5人に1人が生涯の中で何らかの心の病気を経験すると言われています。
心の病気の中でも代表的なものが「うつ」です。
うつは「心の風邪」とも呼ばれ、誰もがなる可能性があります。もし、うつになってしまったら、すぐに診察や心理カウンセリングを受けることが望ましいのですが、精神科や心療内科にかかる習慣のない日本人は、なかなか受診することができません。
実は、「うつっぽさ」があるのにもかかわらず1以上放置しておくことは危険だとされています。
精神科医・樺島紫苑氏のインタビューによると、うつの治療では、放置される期間が長いほど症状が固定されて、薬が効きにくくなり、治りにくくなる傾向があるのだそうです。
もし、あなたのお客様が「うつっぽい」と言われたり、うつを疑うような症状がある場合は、症状に合わせて精油を考える必要があります。
経験的にアロマの効果を実感している人も多いことと思いますが、ここでは「アロマはなぜうつへの効果が期待できるのか」より詳しく紹介していきます。
効果1・気持ちを穏やかにさせる
うつの症状で最もつらいのが「気分の落ち込み」ではないでしょうか?
落ち込みを解消させようと、お菓子やお酒を多く摂ってしまう例も見られます。しかし、それでは解決に近づくどころか、依存症の深みにはまってしまう心配もあります。
アロマセラピーであれば、二次的な依存症の怖れもなく、根本的な解決に一歩近づくことが可能です。
なぜ、根本的な解決に近づくかといえば、アロマの香りは、脳に確実に作用するからです。人間の感じる五感のうち「嗅覚」だけが脳に直接伝わる性質があるのです。
アロマの香りの分子は脳で電気信号に変化して、脳の各器官へと伝わります。
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