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ハッピースクワットの成果と、エッセイマンガの制作過程

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毎日、満面の笑みでハッピースクワットをしているお陰で、足腰が鍛えられた次女。
その力は、大体披露してほしくないところで発揮される。
結局、長女が泣くし、部屋が散らかるので、模様替えして家具でガードされた長女スペースを作ったのでした😎

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さて、ここからは、マンガのメイキングです。

エッセイマンガのページを減らした訳


最近、sns用のエッセイ漫画を、1日1枚描くように、ページ数を減らす調整をしています。

このマンガは、1日一枚描いた3日分を、並べたものです。
ちなみに、今までは一回に4枚くらいの話をかいて投稿し、投稿日は数日空いていました。

週間単位でみると、描く枚数は変わらないけど、なんで、こうしたかというと、先日まで半年間受講していたマンガのオンラインスクールで、『1日1枚』投稿が推奨されていたから。

「1日一枚だと、量をこなすことを継続できる」とのこと。マンガを描き始めたばかりだと、とにかく質より量…とのことです。

私は受講している間、育児エッセイではなく、自分の日常エッセイや、過去の話などを一気に12ページくらい描いて、そのうち1枚を投稿する、というやり方で、一日1枚という課題をクリアしていました。

なぜなら、育児マンガについては、もう3年描いてて、描きたいこと多く、1枚で収めるなんてできない…と思ったから。(枚数が少ないと…面白くならないかな?という不安もありました)だから、一日1枚は、別の話でこなしながら、育児エッセイは今まで通り、複数枚で作っていこう~♪と思っていたのですが…。

スクールが終わって今、ノートを見返していて、やっぱり「1日1枚」を育児エッセイでもやってみようかな…と思い直しました。

マンガは感情を微分する

そのスクールでは、マンガは「感情を微分する」ものだと言われました。1秒の瞬間の感情を、5コマくらいに割るような感覚で、描くのだ…と。

4枚くらい使うと、複雑な文脈や長い出来事も描けるけど、この「感情を微分する」ということへの意識が薄くなる気がします。だって、アレもこれも描けちゃうから。

反対に、1枚しか描かないと決めてあると、この1枚で「何を面白いと思って、どの瞬間を描きたかったんだっけ」という意識が強くなる気がします。

ラフネームから「瞬間」に着目して修正する

例えば、このマンガ。

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元々は、こんな1枚でした↓

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ラフの段階では、なんか…最後1コマキレ悪いな…と思い、考え直しました。「うーん…私これで何がいいたいんだっけ」

最後のコマに、「取りたいものへの執念が強すぎる」って言ってますな。…これを、絵じゃなく、セリフで説明しちゃってる。

(小さい次女のパワーに大人が本気で悩むって面白いな~って思って描いたんだけど、一番私が面白いなって思ってるのは、その瞬間ではないな…)などと悩む。

そして、私が笑っている瞬間を考えてみる。それは、次女が取りたいものを見つけて、グン!っと加速する瞬間だと思い出しました。

…ということで、3コマ目は削って、「加速」が分かるコマ割りに修正してたのでした。

1枚なので、直してもそんな時間はかからないし、「瞬間」に意識をフォーカスしやすいかな…と思いました。(ーなんて、偉そうにいってるけど、スクールを卒業してから、改めて気づくアカン奴です)

なるべく1枚に収める!という気持ちで、「自分が描きたいのはどの瞬間なのか…」ということを意識しながら、育児エッセイも描いていきたいなと思いました。

あ、でも複数枚じゃないと描けない長めの話ももちろん、ちょいちょい描きますよ!もうこれは、子育ての記録でもあるんで、そこは残したい意志に反しない程度に、ゆるりとやっていきます。

復習と実践による、小脳レベルの暗記が大事

こんな風に、オンラインスクール(コルクマンガラボ専科)で習ったノートを振り返りながら、もう一回、一人で習ったことを半年かけて、実践してみようかな~と、思っています。

ものすごく沢山いいことを習ったけど、まったく100%吸収できている気がしないので。ああ、…こんなことも言われた、あんなことも言ってたな…と思うけど、いざ描く段になると、今までの癖が出ちゃうもんだと思います。

そこを、修正していくためには、沢山実践で描く習慣の中、脳に沁み込ませていくしかないのだろうなと思います。(脳の使いたかたでいうと、前頭葉で一々考えるのではなく、小脳で反射的にできるようになるレベルにまで、沁み込ませる)

なんで急に小脳・前頭葉とか言い出したか…というと、先日、『自分を操る超集中力』 メンタリストDaiGo著を読んだからです(笑)以下引用。

“習慣化の仕組みを誰よりもうまく取り入れているのが 、トップアスリ ートと呼ばれる人たち 。幼い頃からの練習によって 、本来 、高度な選択 、決断の連続であるはずの打つ 、走る 、蹴るといった動作の組み合わせを習慣化 。たとえば 、プロゴルファ ーのティ ーショットにしても 、ピッチャ ーの投げる変化球にしても 、サッカ ー選手のスル ーパスにしても 、素人にはとてもできない瞬間的な判断と高度な動作です 。ところが 、トップアスリ ートの脳を調べてみると 、いずれのプレ ー中も前頭葉はあまり活動していません 。主に働いているのは小脳で 、体は反射的に動かしているだけ 。脳は習慣化によって 、その習慣に沿った形に変化していくことが研究からわかっています 。これは集中力に関しても同様で 、高い集中力を発揮しなければできなかった作業も 、習慣化することで集中せずに処理できるようになります 。”

なるほどー!スクールで「ストーリーの型は暗記しなきゃだめ」って言われてたのは、こういう理由かな…と腑に落ちました。(←この話もまた、いつかします~)

トップアスリート的なすんごい人になりたい!という訳でなく(いや、なれるならなりたいけど)、「きっと小脳レベルまで行けたら、マンガ描くのにもっと没頭できて楽しいんだろうな~」って憧れてます。ネームで悩むストレスが減って、他の作画やストーリーに気が回せて、もっと楽しく描けるんじゃないか…って思うんですよね。行ってみたいなぁ、そんな世界に。

いつかそういうところへいくために、今はゆるりと続けたいと思います。




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眠井アヒル
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