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NIKKEI Asiaは英語学習ツールとして最強

英語学習ツールとしてのNIKKEI Asiaを紹介します。英字新聞は良質な英文を毎日届けてくれます。一般的には英字新聞と言えば、The Japan Times、 The Japan Newsを思い浮かべると思います。NIKKEI Asiaは好みにより、その2誌を凌駕するかもしれません。

この記事を書いている人のプロフィール

【職業】
 英語を教える仕事をしています。教歴25年。

【研究】
 1. 言語と脳の研究で博士号を取得。英語等の外国語や第二言語の習得メカニズムを解明する研究をしています。
 2. 英語教育の開発。学術的知見に基づいた英語運用力の習得、コミュニカティブアプローチ (CLIL, TBLT)、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)、テスティング理論を組み合わせた英語教育の開発。

【資格】
 英検1級、TOEIC4技能満点、Cambridge Council of Europe Level C1


NIKKEI Asiaに向いている学習者

CEFR B1 - B2 英検準1級所持者・目指している学習者

NIKKEI Asiaとは

日本経済新聞発行の英字新聞です。かなり以前にはNIKKEI Weeklyを発行していました。新製品の情報が掲載されていて好きな新聞でした。残念ながら、NIKKEI Weeklyは無くなり、NIKKEI Asian Reviewという週刊誌になりました。現在はNIKKEI Asiaに名称が変更になりました。

NIKKEI AsiaはPrint Subscriptionもありますが、Digital Subscriptionで十分です。Annual US $119.99 per yearとなっており、お手頃な価格で毎日記事を読むことができます。また、ニュースは新鮮さが命ですので、毎日配信されるニュースを読むことで興味を喚起されます。

私はThe Japan Times、The Japan News、The New York Times、Time、The Economistを読んできましたが、NIKKEI Asiaはその中でも最も面白く感じています。アジアのニュースが中心ですが、ビジネス、テクノロジー、経済の情報が多く、興味深い記事が多くあります。こちらの分野に興味のある方はお勧めです。

英語レベルは?

私の感覚ではThe Japan Times、The Japan Newsの英語レベルと同等で、非常に読みやすいです。私はThe Economist(上級者向け)も購読していますが、比較すると断然NIKKEI Asiaの方が読みやすいです。易しめの英文を読むことで流暢性が養成されるため、上級者にもお勧めの新聞です。
The Economistについては、こちらの記事をお読みください。

新聞の読み方は変わった!?

紙の時代は、まとめて記事を読むことが多かったと思いますが、現在は大きく変わったと思います。The Economist、NIKKEI Asiaとも、アプリまたはウェブサイトで読んでいます。毎日、記事が配信されるため、その記事を読んでいく感じで、気負う必要がありません。最新の情報をチェックするだけので、ストレスもなく、まとめて読む必要もなく、スキマ時間に少しずつ読むことも可能です。

まとめ

英語学習ツールとしてのNIKKEI Asiaは広く認知されていないかもしれませんが、英語学習の最強のツールだと思います。3か月9ドルのお試しプランもありますので、そこから始めても良いかもしれませんね。


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