正解のない世界

日々の問い

あの時の自分の行動は、子供にとってよかったのだろうか、、、"

実際に子供たちと過ごしていると、毎日その日の終わりにこんな疑問が頭に浮かび上がってくる。

この問いにはゴールがない。自分がしたことが本当にその子に対してよかったのか、それは自分はおろか、その子自身でさえも分からないものかもしれない。

正解のない世界

一度、僕は正解のない世の中に絶望したことがある。
ものごとの1つ1つに複雑な考えが入り乱れている。どれも間違っていない。
ああ言えばこういうこともできる。

僕はその思考の泥沼にはまってただ漠然とし、終わりの見えないブラックホールのような不安感が僕を襲った。
歩くのさえおぼつかなくなり、胸が苦しくなった。

いっそのこと、"死"という形でこんな世界から逃げてしまいたいとまで思った。

暗いことを考え続けることは、僕自身を疲れさせることがわかった。
とことん絶望にふけていると、とても疲れる。
そのうち、眠気が襲ってきた。重い頭を地面につけ、目を閉じた。

再び目を開けた時にはさっきとは打って変わり、自分のこれからやることに対して希望を見出せるようになっていた。
まさに希望の光が差し込んだようだ。
まだいける、まだ続いていく、生きよう。
そう思ったのだ。

あがき続ける

今では、正解のない世界であがき続けることにこそ意味があるのだと強く思う。

僕は考えることをやめたくない。

常に謙虚に現実を見つめ、努力をする。
昨日よりも今日よりよいものにするために。

僕は今日も考える。

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