シェア
かながわん
2016年6月6日 16:39
この作品中で朗読される「詩」が何だか判明しないまま、当時の僕はモヤモヤと過ごしていた。今考えればどん底だった時代。金は無いが暇だけはあったので、本屋に行っては片っ端から詩集を開いた。「あぁ汝、寂寥の人」覚えていたのはこの1節のみ。それを手掛かりにランボー、ボードレール、高村光太郎、中原中也など調べてみるが、何処にもない。今考えれば、随分と無駄というか牧歌的というか。「ググれカス」なんて言葉を誰