【近況】30年以上思っていた「心理学の勉強をしたい」を実行しようと思った
大学は文学部でしたが、歴史学を学んでいました（専攻は東洋史、しかも中国史）それは高校時代から好きだったこともあったし、やりたいという気持ちが先行していたからです。
しかし、高校生活を通じて出会った心理学で「学べたらいいな」ということもよぎって、１つだけ受験しました。今でいう『共通テスト利用』（30年近く前なので『センター試験利用』だったけど）でしたが、センター試験は英語でコケたので不合格でした。
結果、現役時代に受かったのは短大の文学科（国文学専攻）でした。大学は編入学で進むという選択肢を持って、そのまま実行に至ったのです。
短大・大学に入ってからも心理学の勉強は好きで、一般教養課程においては心理学の授業を取っていました。また、教員課程も受けていたので『教育心理』という授業も好きでした。どっちも点数が良かった記憶があります…同時に心理学の本を立ち読みするほど好きだったので、歴史学を専攻しなかったら心理学に進んでいたかもしれません。一応、大学に編入学しても心理学専攻に進むことはできたのですが、全部単位の取り直しという話もあったので諦めました。そして、あの頃の夢だった歴史学を学ぶことにしたのです。
大学を卒業してからは10年以上官公庁や大学の事務アルバイトとして働いてきました。そして、上京してからも仕事をしながら過ごしています。その間、何も考えてきませんでした。ただ仕事ができればいい、クビにならなきゃいいとずっと思っていました。その代わり、自己啓発の本を読むようになりました。それは今でも変わりません。書店やブックオフで気になる本があったら買って、１～２日かけて読み終えてきました。時には『引き寄せの法則』など手を出していましたが、心理学の学びって奥深いなあと感じただけでした。
自分が心理学の学びをしたいと思ったのは、ここ数年でした。大学院にいかないと公認心理師にはなれないとは聞いていました。でも、時間とお金が足りません。親元を離れて生活している限り、大学院に行くということは厳しいのです。大学院に行って、仕事をして、生活をして…そんなことが簡単にこなせるほどじゃないと思っていたのです。私の性格上、どれも頑張ってしまって自滅すると思ってたので諦めていました。ましてやメンタル不全という問題も抱えていたので、大学受験期から思い込んでいた『メンタル不全という問題も抱えていて、自分のことすら満足に解決できない。そんな私に人のことを救えるのだろうか』ということが、いつも頭から離れてくれませんでした。
――自分のことすらできない私は、他人を助けることはできない。
これが大きな重しになっていました。メンタル不全で、先天性の問題も抱えている。そんな人間に「大丈夫だよ」なんて声をかけたら迷惑になるのではないだろうか。だから、心理学の学びに関してはずっとフタをしたままでした。諦めに近い感情でした。
しかし、ここ数ヶ月で続けていた朝ノートを通じて、自分がやりたいことに気づきました。
やっぱり心理学の学びをしたい！
30年来やりたいと思っても、諦めてきたものに気づきました。そして、ただ漠然と本を読むだけでは落ち着かない気持ちになったのも気づきました。本を読んだだけで学んだつもりになったのです。そして、上っ面だけの学びを味わっていたのです。
そう思って、動き始めました。通信講座の学びを通じたら、民間資格だけどカウンセラーの資格が取れることを知りました。生活などを犠牲にして大学院にいかなくてもいいと（民間資格と国家資格の公認心理師の間に線引きは曖昧だと言われてますが）
民間資格なら、仕事の合間に学ぶことができる――そう思って、申し込むことにしました。
先日、その通信講座の会社からメールが届きました。近々、テキストが手元に届くので宅急便で送りましたと。
その瞬間、私の学びが始まろうとしました。30年以上思っていた心理学の学びを手に入れて、将来的に何ができるか考えながらやっていきたいと思っています。
たまたまTwitter経由で、元乃木坂の中元日芽香さんがアイドルを辞めてカウンセラーになったという話を聞きました。彼女はアイドル時代にメンタル不全を引き起こして、その影響で辞めてしまいます。しかし、その時に出会ったカウンセリングを通じて学び始め、カウンセラーとして歩み始めています。
自分の心に向き合えたからこそ、人に優しくなれるのではないかと思っています。そして、カウンセラーとして歩んでるのではないかと。だから、自分もそうなれたらいいなと思っています。『自分の心すら満足に向き合えてないのに、他人の心と向き合うのは甘い』のかもしれませんが、彼女のようになれたらいいなと思っています。
学びはいくつになっても始めることができます。
アラフィフの私でも、学ぶことができればいいなと思って行動し始めました。将来はカウンセラーができるオタクとして生きていけたらいいなと思っています。
そんなわけで、自分の宣言をしてみました。
参考までに、ちょっと前に書いたアメブロも読んでもらえると嬉しいです。