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【学び】学んだこと2024

2024年もあと15日近く、ということもあって今年を振り返ってみました。
上半期は「書くこと」に意識を向けることが多く、noteをはじめ色々書いていた記憶があります。
しかし、下半期に突入した途端メンタルが崩れて会社に行けない状態までおちていきました。会社の温情もあって、何とか12月でも働けるように扱ってもらい、実際に動けるようにもなったけど、これがなかったら多分無職に突入していたかもしれません。

そのきっかけの1つとして始めたのが、『魔法の手帖術』を受講したことです。
『魔法の手帖術』というのははたのかずえさんが考案した手帖術*で、1日5分手帖に向かって心のままに書くことで自分の意識が変わるというものです(スピリチュアルなものではありません、名前から見て)

説明会があって受けた時、ボロボロ状態でした。先述の通り、会社の温情もあって1週間で働く数を減らしたことで収入はダウンし、有給も…という状態でした。ただ、書くことが好きで紙とペンを与えたら何でも書いちゃうタイプなので、何とかしたいと思っていました。
手帖術は学んだことがなく、自己流でやっていたのですが、『自己流は事故りますよ』という言葉もあって、「何とか変わりたい」という思いとともに申し込みました。
お金もなく、息をしているだけで精いっぱい。自分自身が変わると決めないと前に進めません。そう思って申し込んだのですが、翌日から震えが止まらず、怖い気持ちが先にあったのは覚えています。

何かを始める時に、怖い気持ちがあって当然――それはよく耳にしますが、本当にそうなんだなって思っていました。
申し込んで、お金を払って。
手帳が届いた頃は10月になっていました。

10月に入ってから講座が始まりました。
最初は手帳の使い方など学びます。それから心のままに書いていくことで、自分と向き合い、影に隠れていたインナーチャイルドが癒やされていきます。インナーチャイルドは自分が幼少期に受けたものを受け止めてしまったばかりに、思考の癖につなげてしまうというものです。これを癒やさない限り、いい方向に進めません。

インナーチャイルドとは「心の内側の子ども」という意味で、子ども時代の記憶や心情をさします。とらえ方はいろいろとありますが、「自分の心の中に住んでいる子どもの自分」といったイメージを持ってみるとわかりやすいかもしれません。
幼少期~思春期の記憶や経験は、その後の私たちの人生に大きく影響を与えています。この期間中に置かれた環境(親にいつも叱られていた、学校で無視され続けたなど)次第では、インナーチャイルドが傷ついてしまいます。インナーチャイルドが傷つき不安定なままだと、後の人生にネガティブな影響が出ると考えられています。

インナーチャイルドの症状
■自分に自信が持てない
■孤独を感じやすい
■対人関係がうまくいかない
■自分自身を否定し、愛せない

これらはインナーチャイルドが傷つくことで出現すると考えられる症状の一例です。ただし、心に傷を負っている場合は「癒やし」を与えることで人生がうまくいくと考えられています。

https://news.mynavi.jp/article/20200917-1257611/

私の場合は『思った以上に我慢していたこと』でした。体調が悪いのに、「終電逃したから泊まらせて」といわれたら、夜中の2時でも眠い目をこすりながら来るのを待つようなものでした。幼少期から親の仕事の関係で転勤することが多かったので、そのコミュニティに入るためには嫌な感情もおさえて我慢するのが当たり前だった影響もあったのかもしれません。

書いていくうちにスルスルと出てきました。お金の不安も、仕事に対する感情も、何でも届いた手帖に書いていきました。1ページ丸ごと、という日もありました。

そうすると、勤務日数を減らしてまで…と思ってた仕事が楽しくなって、次々と頼まれるようになったり。
やりたかった心理学の勉強を始めるようになったのです。

これもすべて、自分の心と向き合えた結果だと思っています。

気がつくと、仕事に関して言えば『楽しく働く』がモットーになりました。
家族をはじめ、周りの人が優しくなりました。
お金の不安も落ち着き、自分で管理できるほど回復しました(使い方も変わりました)

――つまり、私自身がすべてだったのです。

私は今年1年を振り返って、「書く」ことに特化していました。
しかし、それらは自分を満たすためのものではなく、承認欲求に近いことだったのかもしれません。どんなに書くのが好きでも、自分の心と向き合わないと何も出来ないということで。
だから、この1年本腰を入れてよかったなと思っています。

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