『これから先は、希美が行きたいと言った方向にどこまでも進んでみるつもりだった。(中略)そういう行き当たりばったりの旅をするつもりだった。』

わたしが今欲しいのはこういう自由なのだと実感した一節で泣いてページをめくる手が止まった。
-虹の岬の喫茶店 森沢明夫著

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