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コーチングは、子育てをしながら、自分の夢や目標を現実にしたい人に届くべきだ

コーチングなんて、会社の偉いさんか意識高い系のビジネスマンが仕事のためとか自己成長のために受けるものでしょ?そんな声をしばしば聞くが、私は子育て中のお母さんにこそ、コーチングが必要だと思っている。

子育てしていると自分がわからなくなる。単純に自分より優先させものができるからだ。どんなに自分の予定を組んでいても、突発的に生じるさまざまなアクシデントで予定は強制的に変わる。

「私が大切にしていることってなんだろう」
「子供を産んで母親になった今、私は何を大事にしたいんだろう」

こんな誰にも質問されないようなシンプルだけど本質的な質問こそ、お母さんが自分のために考える時間が必要だと思っている。

だからこそ、プライベートコーチとして私は、以下の人にこそコーチングが必要だと思っている、

「子育てをしながら、自分の夢や目標を現実にしたい人」

会社の役員でも部長でも、20代男性でもなく、大学生でもない。育児という全く異なる命を育てながら、自分自身の命も同じように大切にして燃やしていきたい人をコーチとして応援したい。

ここからそう思う背景と、「私が大切にしていること」を書いてみたい。

子育て期の時間の過ごし方

2017年に長女を、2020年に次女を出産し、いわゆる子育て期ど真ん中だ。1日に時計を見る回数は100回は軽く超えている。常に今何時か知りたい。

朝7時30分なのか、7時45分なのか。
夕方18時15分なのか、18時30分なのか。

この15分。何を終わらせて、次何をするか。常に頭のタスクはいっぱいで、子どもの様子を見て、今なにを言えば、どう反応して、どのぐらい時間がかかるか読んで2、3手先を考えている。同じ育児中のお母さんならわかるーーー!という声が聞こえてくる。

そんな私は、29歳で結婚して、34歳で長女を産んだ。

20代のガムシャラ期の時間の過ごし方

新卒20代若かれし頃。まだまだイケイケがんばれ!のリクルートでHR領域の営業だった。深夜2時まで会社で提案書を書いて、8時に出社して社長アポに行くなんて生活をしていた。18時半なんて、外回りして帰ってきて、いまからスタート!みたいなもんだった。

仕事が終わったら、上司や先輩と飲みに言って、仕事論みたいなものを交わして、「私がいないとだめなんですよ!まだまだやれることあると思うですよ!」みたいな青臭く酔っ払って先輩に絡んだりしてた。今考えると顔から火が出そうだ。でもいろんな甘酸っぱい思い出もあって楽しかった。

24時間。自分のもの。本を読むのも、セミナーに参加するのも、仕事するのも、TVを見るのも、飲みに行くのも、すべて私の時間を使うことができた。

新婚期の時間の過ごし方

遠距離恋愛を経て結婚した。深夜まで飲みに行くことはなくなったけど、一人で映画や美術館にフラッといけたし、夜遅くまで本を読んで、自分の時間を過ごすことができた。予約したレストランに行ったり、雑誌で見たお店に、夫と買い物に出かけて夜遅く帰ってくることもあった。

結婚して子供を授かるまで5年程度あったから、それぞれ自分の時間をそれぞれのペースで進めて、話し合ってふたり時間を作っていた。

時間と意識の使い方が180度変わる子育て

それが、お母さんになると異次元の時間の過ぎ方をする。

お腹が満たされればよかった夕食も、娘の好みや栄養バランスを考えて献立を立てるし、1歳さんの離乳食も作らないといけない。子ども達と夫の食べる時間に差があるから、結局4種類の食事を作っている。

保育園から長女が帰ってきた17時から家事が終わって娘たちが完全に眠りにつく23時まで、ノンストップで娘二人と夫のために家の中を奔走している。“ゆっくり優雅な自分時間”は、寝静まったあとの数時間。

何かをグツグツ煮込むように書いてしまったけど、出会って15年、結婚して8年の夫とは、今も仲良し心から信頼するパートナーだ。可愛い盛りの娘たちが大好きで、お母さんになってよかった!と心の底から思っている。

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3歳と0歳児

ただそれとこれと話は別で、お母さんになろうと、妻になろうと、私の人生の目的はやり遂げたい。

愛する家族のために、人生を捧げました!

ではなくて、

愛する家族と共に、自分の人生を生きました!

こっちがいい。

子育てを理由に子どものためだけに生きるのは嫌だ

母親になってもうすぐ4年。
「子育て」を理由に、自分の夢や目標をほったらかしにして生きたくない!20代の頃のように、全ての時間を自分のために使えないけど、工夫して、周りの人の力を借りて、自己管理して、私の夢や目標は現実にしていきたい!この思いがより強くなっている。

きっと同じように思っているお母さん、日本に、世界中にたくさんいると思う。

今は若き、未来の母さん、本音をいうぞ

最後に本音をブッ込むと、夫も育児には協力的でも、子どもは「ママじゃなきゃ嫌!」というのがあるらしい。「パパにやってもらって!」と言っても、「いや!ママがいい」というのがある。どんなに夫が協力的でも、ママが大好きな子どものリクエストによって、ママとパパの完全分担はできない時期がある。

最近思うのは、

食器も全て紙皿にしたい。
洗濯物も干して取り込んだまま大きな箱にクシャクシャにいれて、そこから自分で取り出す方式にしたい。
床に広いシートを貼って、毎朝そのシートごとゴミ箱に捨てたい。
巨大な箱を買ってゴミ箱にして、巨大なゴミ袋を装着して毎晩それごと捨てたい。

そして空いた時間で、本を読みたい。企画を考えたい。彫金をしたい。

そんなことをきっと思うぞ。自分の時間が使える今、思いっきり謳歌するのを心の底からお勧めするぞ!

私の願いと人生の目的

大好きな娘たちと夫との生活を大切にして、笑いが絶えない家庭を築くと同時に、コーチとして彫金作家として活動し、それで多くの人に喜ばれたい。

欲張りかもしれないけど、そうしたい。

育休中に、世界最大のコーチ養成機関、CTIの認定コーチ資格を取得すべく、隙間時間を作って奮闘した。
彫金作家として装身具を作りWEBで販売している。
どうしてそんなにパワフルなの?と言われるけど、そういう生き方がしたいからだ。

子育てをしながら、自分の夢や目標を現実にしたい人

こんなふうに思うから、子育てをしながら、自分の夢や目標を現実にしたい人を応援したい。人は何事も一人ではできない。

「子育てをしながら、自分の夢や目標を現実にしたい人」に対して、一緒に楽しくワクワクしながら笑いながら時に真剣に現実にしていくことを伴走したくて、コーチをしている。

ちょっと長く、そして熱くなったけど、これが「私にとって大切なこと」であり、「子育てをしながら、自分の夢や目標を現実にしたい人」に対してコーチングを提供している理由だ。

引き続き、この信念はずっと変わらないし、どんなにコーチとしてのキャリアを積んでも変わりたくない。

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坂口佳世|ぐっち
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