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【子供と考えたい】人口減少社会の生き方

「あ!ここで予防接種予約しちゃおう」

2ヵ月程前、自宅から徒歩10分圏内に新しい商業施設ができた。

工事が始まる前は「クリニックモールができる」との噂だったが、蓋を開けてみれば、クリニックモールにとどまらず、処方箋薬局、飲食店、カフェ、ショップ、塾、体操教室…と、中々充実した施設になった。

せっかく近くに体操教室ができたんだから!と。
現在通う「ちょっと遠い体操教室」からの乗り換えも視野に入れて体験へ行ってきた。

その帰り。
ふと隣を見ると「365日開院の小児科」がある。

無事に予約を終えて、次は隣の商業施設にあるスーパーで日用品と食品の買い物。

我が家は駅近ではないけれど。
徒歩圏内に「日常生活に必要な買い物」ができる施設が揃っている。

「便利だな」と思うと同時に、これが人口減少社会のヒントだなと思った。

残酷な真実

1~2ヵ月前に、図書館で借りたこの本。

未来の年表シリーズ?を書かれた先生が監修しています。

過去にnoteにも書いた、この本と同じ「楽しい調べ学習シリーズ」です。
(つまり重くて、高い💦)


実は、未来の年表は「読みたい」と思いながら、中々読む機会がなかったのですが。
この子供向けに書かれた本は見開きでスッキリまとまっていて、とても読みやすかったです。

前半はどれくらい人口減少が進んでいるか?という事や、未来予想図が書かれています。

・出生数0の市区町村がいくつあるか?
・人口が減ると、学校の統廃合が進む
・水道管等のインフラを修理する人がいなくなり、蛇口から水が出なくなる
・バス・電車の本が減る

等、既に起きているような事も含めて「とんでもない未来になるよ~」という予告が満載。

それを読むだけで、怖い怖い。

この本、明らかに小学生向けの本だ。
読みながら「子供にこんな残酷な事実を突きつけて大丈夫なのか?」と心配になるほど怖かった。


でも逆を言えば、中学生以上になると24時間スマホで「好きな時間に、好きなコンテンツ」を見る事ができる時代。
ニュースでいくら取り上げられていても、人によってはこういう事に全く気付かないまま暮らしているのかもしれない。


リビングに置いておいたら、長男(小2)も読み始めた。
どこまで理解できたか分からないけど、複雑な表情だった。

人口減少社会に私達ができること


小学生向け?なので、怖がらせるだけでは終わらない。
最後のパートでは「こうする!」という提案が書かれている。

①集まって暮らす
②商売の仕組みを変える
③働き方を変える

まさにこれなのだ。
私の住むマンションは、500世帯超。
同じ規模のマンションが徒歩10分圏内に複数あり、冒頭の商業施設等もある。

ピーク時より減っているものの、学区内の小学校も近隣に比べると生徒数が多くて活気がある。

この春、長男の学年は入学時に比べて各クラス1~2人づつ生徒が増えていた。
私の知る限り、その中の数人は隣の学区(1学年の人数が元々半分位)からの転入である。

小学校の統廃合はできれば避けて欲しい所だけど、実際に市内には「1~2クラス」という小学校が多くあり、今後10年この数を維持するのは難しい気がする

こうやって住民が意図的に集中して、賑わいを作る事が結果的に自分たちにとっても利便性が高まるのだ。

そして「モノが余る時代」である。
大量に作っている場合じゃない。
人も資源も、公共施設も。
「今あるモノ」を生かす発想が大事だ。

仕事だって「会社の仕事」が全てではない。

子供と遊ぶこと。
子供の宿題を見守ること。
朝の旗当番。
ゴミ捨て場の掃除。
公園の掃除。
宅急便、ネットスーパーの食材を再配達にならないようにきちんと受け取ること。

過剰に儲けることよりも、「これは社会全体で持続可能なのか?」と考える癖をつけたい。

私も子供と一緒に考える続ける。

だから、「会社の仕事だけ〉に100%コミットしてる場合ではない。


〈あとがき〉
私の住む地域は、今「春の交通安全運動」中です。
通勤中に沢山の「旗を振るボランティアさん」に遭遇します。

殆どの方が70歳以上なので「リタイア世代しかやる人いないんだろうな」と思っていたら、今日は40代位?の方をお見かけしました。

「あんなことやる暇ないよ」等と言われがちですが、去年子供が小学校に入学した直後はとても心強い存在に感じました。

自分の住む町の仕事も大事な仕事。
全員が全ての事に当事者にならなくちゃ…と思います。

今日も有難うございました!




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