療育へ通う事になった話。
今年の秋、次男(年中)の5歳児検診で指摘事項があり療育で診てもらう事になった。
●療育受診を決めるまで
●療育1,2回目
↑この記事で、日程調整の為の電話が来るのは「約1か月後」と言われて終わったが、実は翌週すぐに電話がきた(びっくり)。
そして療育へ行く前に耳鼻科も受診して、着々と事は進みつつある。
まずは耳鼻科へ
12/9の記事を書いた直後に耳鼻科を受診した。
療育の先生からは「アデノイドが大きいかもしれない」との指摘があり、検査してもらった。
結果は「大きいと言えば大きいけれど、5歳頃から徐々に小さくなるので現時点では特別異常ではない」との事だった。
鼻炎気味?という事で、飲み薬と点鼻薬を貰ってきた。
という事になった。
正直、耳抜き3回は保育園の日はできないし、土日もウッカリしてしまう事が多々あった💦
でも、点鼻薬が効いているのか夜のイビキや寝苦しそうな呼吸が明らかに改善していた。
既に再受診も終えて、再び点鼻薬と耳抜き生活?をしている。
療育へ
今回は「言語聴覚士」さんとの面談だった。
最初に、絵カードを見ながら名前を言わせてどの音が発音しづらいかをチェック。
次に先生のマネをして「うー」や「いー」など、唇を動かしてみたり、舌を上下左右に動かしてみる。
最後は聴力検査をした。
約1時間の検査を終えた結果は
単語の発音については、二つの要素があるそうだ。
1つは口を動かす筋力、もう1つは「音の配列」。
例えば、小さい頃は「りんご」という一言の発音が丸っとしている(りっご!みたいな)けど、徐々に「り・ん・ご」と一音一音の音を順番通りに言えるようになる…という事。
ちょうど5歳位だとまだ「丸っとしている」という段階からの移行期の子もいるけど、次男の場合はどちらが原因なのかはもう少し検査が必要との事。
その検査を次回しつつも、「来年は年長で就学も迫っているという事で月に1~2回通ってトレーニングをした方が良いと思います」との事だった。
という事で、療育通いが決まった。
療育センターに言語聴覚士さんは1人だけとの事で、すぐに次回の日程も決まった。
今後はこの方にしばらくお世話になる事になりそうだ。
次男と話したこと
療育へ行く数日前、とても気になった事があった。
次男と何か話している最中にヨダレがたれてきたので、「口とじてよ~」と言ったら「息できないよ」と言っていた。
いつもはキュっとその場では口を閉じていたので、その切り返しは初めてだった。
やっぱり「鼻が悪い」のは間違いないのかもしれない。
そもそも、次男の鼻の穴はとても小さい(そこ?)。
そして療育から帰宅した時も話をした。
療育でのトレーニングに加えて、自宅でも口周りの筋肉を動かす体操をする事になった。
正直、薬を飲ませる事もトレーニングも「日課」が増える事はとても面倒でハードルが高い。
それでも、お互いに頑張る為に次男と「何のために?」という点で合意したかった。
次男に「自分がお話した言葉が先生とかお友達に伝わらなかったり、聞き返されたりする事多いなって思う?」と聞いてみた。
最初に保育園の先生から言われた事だ。
何度も「え?もう1回言って」と言ってしまう場面が多々あり申し訳ないと言っていた。
家庭内でもその場面は頻繁に訪れる。
もう5歳だし、ここ最近の療育や耳鼻科で次男自身も薄々感じる所はあるだろう。
少し困ったような間があり
「わかんな~い」と言っていた。
「お母さんはね、●●のお話を全部聞きたいんだ。1回で聞けるようになりたいんだ。その為にお口を上手に動かすと良いんだって!お母さんも苦手だから一緒に練習しよう」
と言ってみたら静かにうなずいた。
残酷な事を言ってしまっただろうか?
ちょっと心配になったけど、早速「あー」「うー」と口を動かす体操をやってみたら積極的にやってくれた。
保育園の先生も、体操の先生も、幼児教室の先生も。
未だにマスク着用必須となっている。
勿論うちの子だけではないけど、唇の動きを見る機会が乏しかったのかもしれない。
関連性がゼロではない様な気がした。
支援が届かない子もいる
という事で、来月から療育へ「通う」事になった。
ここまでの道のり長かった💦
でも、ふと思う。
そもそも、普段の様子をよく見てくれる先生がいなければ療育へ行った方が良いとは思わなかったかもしれない。
私の様に、仕事中に電話をする事が容易ではない職種だったら、そもそも平日の9時~17時までしか電話がつながらない療育との最初の日程調整だってままならなかったかもしれない。
何よりも、仕事の休みが取り辛い人にとっては「療育へ月1で通う事」はかなり大変だ。通う事を諦めてしまうかもしれない。
幸いにも私は仕事の合間に電話もできるし、子供優先で休みも取れる。
その上、通っている保育園と療育は自転車で5分程の近さで負担が少ない。
恵まれすぎている。
でも、もし共働きやシングルであれば中々そうは行かないご家庭もあるだろう。
言語に限らず、発育に問題があったとしても「結果的に放置してしまう」という事もあるかもしれない。
もちろん、民間の療育へ通う選択肢もあるだろうけどこちらは有料になる。
ふと調べてみたら、幼児教育無償化を受けて民間療育も負担額の軽減措置があるようだ。
困っているパパ・ママがこういう情報に辿り着ける所まで、誰かがサポートしてくれれば良いけれど。
少なくとも保育園では「療育の情報提供」が特になかった。
もっと円滑に情報や支援が届く仕組みがあれば良いのに。
そんな事を感じた出来事でした。
という事で、しばらく親子でお口トレーニングに励みます。
私の口周りもスッキリする事を期待(笑)
最後までお読み頂き有難うございました!
今日も素敵な一日になりますように☆彡