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サービスを受ける側になってみること
最近、ニュージーランドでパーソナルトレーニングを受け始めた。
目的は4つあって
・自分の理想の体に近づくヒントを得るため
・英語でトレーニングを学ぶため
・優れたトレーナーのやり方を学ぶため
・海外のパーソナルトレーニングを学ぶため
これまで他のパーソナルトレーナーのセッションを受けたことは数回あったが、毎週1回定期的に受けたことはなかった。
また今回1時間100ドル(約9000円)となかなか高額。
お客さんの立場に立ってみて気付いたことは、
・まだ出会ったばかりのトレーナーに1時間100ドル払う。セッション単価が高額であればあるほど、この金額に見合う内容だっただろうか、この金額に見合う知識とスキルを持った人だろうか、と疑い深くなる。
→当たり前だけど知識、スキル、経験・努力に基づく自信、誠実さが必要
・体を変えるには週1回のセッションでは不可能。
今まで体を変えることができた私の過去のクライアント様の日頃の努力の大きさをより実感した。
・だからこそ週1回のパーソナルトレーニングの意義は何か?
→個人の姿勢や筋肉、関節の状態を評価し修正すること、その上で必要な宿題を出すこと。
→モチベーションを与えること。パーソナルがない残りの6日間を頑張れるようなモチベーションを与えること。
・パーソナルトレーニングに自己投資をしても週1回ならば、その金額をドブに捨てるか活かすかは自分次第。他の6日間を頑張るガソリン、または他の6日のトレーニングの効率性を高めるために活用するのがいい。
・週に3回以上パーソナルに通える人なら体を変えることは容易だと思うがより多額の投資が必要
・特にトレーナーから質問されなくても自然と監視されている心境になる。
例えば、「週4.5でトレーニングすると宣言したのに先週は3回しかいけてないな」とか「食事はだいたい低脂質に抑えていますと言ったが、実際はめっちゃ外食してたな」というように。
トレーナーからはっきりと責められることはないが、監視と気づきによる行動修正が促される。(セルフモニタリング)
・何か問題があった時、相談できる、頼れる専門家がいる感覚
二人三脚で目標に向かっているような感覚。
この辺りが、パーソナルトレーニングを提供する側から、受ける側になってみて気付いた点。
トレーナーをやっていく上でとても大切な気づきであると思った。