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マインドフルネスと猫のいる生活 23

マインドフルネス瞑想を始めてから、様々な関連本を読みました。初心者向けの本は、やはり「俗」な発想から書かれていますね。

別に俗が悪いと言っているわけではありません。「うつな気分を何とかさせたい」「心身ともに健康でいたい」「物忘れを無くしたい」「頭がよくなりたい」……。

これらは、人として自然に湧いてくる願望です。しかし瞑想をしているうちに、だんだん自分という存在がちっぽけなものに思えてきます。「我欲」は無論必要ですが、もっと大きく大切なものがあることに気づくからです。

瞑想を日々実践している人や、瞑想を教えている人は「世界平和を実現したい」とか「だれもが、幸せになれるような世界をつくりたい」とか、理想論的なことを言います。

これは何も大風呂敷を広げているわけではなく、心の底からそう思っているのでしょう。瞑想は人をエゴイストから、仁愛主義者に変える威力を持っているようです。

グーグルやフェイスブックで、なぜ社員に瞑想を奨励しているのかといえば、個人の創造力や知力を上げるのはもちろんのこと、もっと大きな目的があるといいます。

社員に、日本的な「和」の精神を植え付けたいのです。弱肉強食資本主義、自由主義のアメリカでは、どうしても社員はスタンドプレーに走りがち。それを是正し、集団の利益に目覚めさせるのに、瞑想は非常に有効な手段なのだと、物の本に書いてありました。

マインドフルネス瞑想関連の書籍の中でわたしが一押しなのは、何と言ってもこれです。👇

指南書としても分かり易いし、なんといっても物語(ノンフィクション)として抜群に面白い。読んだ後は久しぶりに湧き上がる感動で、放心状態になりました。

ところで、レッテル貼り瞑想といわれるヴィパッサナー瞑想を日々実践しているわたしですが、近ごろでは慈愛の瞑想も行っています。

慈愛の瞑想の言葉は、仏教協会が定めたものがありますが、わたしは単に「ありがとう」「愛してる!」「全人類に平和と調和を!」というような言葉を心の中で繰り返しています。

気分的に落ち込んでいる時は、心臓の鼓動を観察しているより、このような慈愛の言葉を繰り返すほうが、回復が早いです。

瞑想の話はここでいったん置いておいて、今回は別の話をしたいと思います。22で、また身体の変化に触れましたが、そのことについです。具体的な変化は二つありました。

ひとつは、視力がよくなったこと。もうひとつが、複視が改善されたことです。

視力に関しては、視力検査表をプリントアウトし、調べてみたら、確かに上がっていました。0.3だった左目が0.7に、0.1だった右目が0.3になっていたのです!

youtubeでマインドフルネスの動画を検索していたところ、同じカテゴリーに「気功」があることに気づき、いろいろな気功の動画を観たのがきっかけでした。

「遠隔気功で近視が治る」というビデオがあり「本当かよ?」と思いつつ、気功師が送る「視力矯正の気」をこちらも瞑想しながら受けたのでした。ほんの五分ほどのことです。

眼軸長という角膜から網膜までの距離が通常より長いと、ピントがうまく合わず、近視になるので、これを短くするのが視力矯正の気なのだそう。物理的に、眼球の長さを変えてしまうというのです。

「そんなこと、できるの?」

と、半信半疑でしたが好奇心から施術を受けてみることにしました。

で、結果はすでに述べた通り。

瞑想などにより活性化する「気」のエネルギーは、僅かですが物理法則まで変えてしまうのか? (・。・) と驚きました。

続きは次回で。


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