スピード

こんにちは。きいろいきいろです。

突然ですがお昼にひっさびさに牛丼屋さんに行きました。

最近の牛丼屋のメニューすげーな。
「いつの間にそんなに増えたんだよ!」って思ったけど「ひっさびさに来たんだからその間だよ」って心の中でツッコミをいれて1人ボケツッコミが完成するくらいメニュー増えてたしすっごい久々にきた感を感じた。

どれくらい久々かというとドラゴンボールで孫悟空が桃白白に再戦を挑んで倒し、ウパのお父さんを復活させるためにレッドリボン軍に殴り込みをかけていって壊滅させ、ウパのお父さんをドラゴンボールで復活させてめでたしめでたし。って思ってたのに次の天下一武道会が開催された時、新キャラ天津飯が桃白白を倒したのが孫悟空だと知って桃白白の仇をとろうと孫悟空に対し殺意を持ち躍起になっていたが、亀仙人扮するジャッキー・チュンと戦って改心し、孫悟空を1人の武道家として倒すことを決意し天津飯は見事優勝する。

突如現れた天津飯のかっこよさに魅了されたね。うん。大会終了後にはちゃっかり孫悟空たちの仲間になってたし。

その大会の直後、恐怖の大王ピッコロ大魔王が復活しクリリンをはじめ天下一武道会参加者数名がやられてしまう事件が発生。しかもクリリンの仇をとろうとして飛び出していった孫悟空も消息不明となる最悪の事態。

そのピッコロ大魔王の一味は天下一武道会参加者を次々と倒し、ついには亀仙人、餃子までも倒されてしまう。
残された著名な武道家は天下一武道会で足を骨折した状態のヤムチャと天下一武道会優勝者の天津飯というツートップ。

ヤムチャに期待できないと悟った天津飯は魔封波という己の命と引換えに相手を電子ジャーに封印するという禁断の技を文字通り必死の思いで修行して体得し、ピッコロ大魔王との相打ち狙いで挑もうとする。

しかし電子ジャーは修行の結果破損していて封印できない状態になってしまっていた。

ピッコロ大魔王との決戦の直前で電子ジャーが壊れている事に気付いた天津飯は魔封波で封印するのを諦め、体術で挑もうとするがピッコロ大魔王の手下であるドラムにすら手も足も出ない絶対絶命のピンチを迎える。やばい。

その時天津飯に加勢する者が現れた。
骨折したヤムチャ?いやそんなハズはない。
アイツに期待しちゃダメだ。

そこに現れたのはみなさんご存じ、消息不明になっていた孫悟空だった。

消息不明の間、カリン塔で超神水を飲み、生死のハザマを彷徨った孫悟空は秘めたるチカラを引き出していた。
孫悟空はあの天津飯が手も足もでないドラムを一撃で倒し、その後もピッコロ大魔王と一進一退の攻防を繰り広げ、天津飯とのチカラの差が歴然となるくらい強くなっていた。

だがピッコロ大魔王はやはり強く、強くなった孫悟空でもボロボロになり、ピッコロ大魔王はこれまでの敵とは全然格が違うところを見せつける。

しかし孫悟空は「オラのすべてをこの拳(こぶし)にかける!」と最後の最後に超神水で手に入れた秘めたるチカラをさらに引き出しグーパンチで見事ピッコロ大魔王を貫通する。

撃破されたピッコロ大魔王の方も最後の最後にチカラを振り絞り自らの分身マジュニアを産み出し、直後になぜか爆発する。

その後、ピッコロ大魔王一味にやられた人々をドラゴンボールで復活させ人々は平和を取り戻すことに成功したかに見えた。

しかしピッコロ大魔王の分身として生まれたマジュニアは孫悟空を倒して世界制覇することを目標とし身を潜めていた。

そのマジュニアの邪悪な存在に気付いたのはなんと天界の神様だった。
神様は次の天下一武道会にマジュニアが参加することを予知し、孫悟空にそれを伝え、彼を天界で鍛えることにした。

そして3年後。

身長が伸びた孫悟空は少し大人の雰囲気を持って、天下一武道会の会場に現れた。
そしてそこには彼の仲間たちも当然集まっていた。
クリリン、ブルマ、亀仙人、ランチ、ヤムチャ、プーアルはもとより天津飯、餃子も集まっていた。

そしてそこになんと昔孫悟空が倒したと思っていた。みんなが存在を忘れていた桃白白がサイボーグとして久々に現れたのだった。

ってくらい久々に牛丼屋にきた。

「メニュー多すぎて困っちゃうな~」「どれを選ぼうかな~」
なんて迷いはなかった。

つい先日スピード重視がウリの立ち食い蕎麦屋さんで違う意味で失敗してスピードを落としてしまったところだ。
もうスピードは落とせない。

牛丼屋さんもこの間のお立ち食い蕎麦屋さんと同じで「早い安い旨い」がウリなはずだ。

先日は「旨い」の好みがお店と合わなくて食べるスピードが落ちてしまい「安い」のみになってしまったけど「早い安い旨い」の1つ「早い」をメニュー選びで落とすわけにはいかない。
自らお店のポテンシャルを落とすわけにはいかない。

そう牛丼食べに来たのに迷うはずがない。

「gyぎゅ牛丼並とみそ汁」

噛んだ。スピード意識しすぎて噛んでた。

すごい恥ずかしかった。

でもお店側はそれをリカバリーするかのように、すぐに牛丼とお味噌汁を出してくれた。これはさすがとしかいいようがない。ナイス店員さん。

そしてそれをモシャモシャと頂いていたんですけど、昔は大盛とか並を2杯とかペロリだったのに全然食べれない。

食べても食べても減らない。
並の量変わったんじゃね?ってくらい減らない。
調子乗って大盛にしなくてよかった。
全然減らない。
年ってこれか。。。って思うぐらい減らない。
減らなさ過ぎてちょっと焦った。

最後の方はお茶とお味噌汁と涙で流し込むようにして食べてた。

しかもスピード意識しすぎて「味」が全然分からなかった。

牛丼屋さんは「早い安い旨い」を提供してくれたけど、こっちが昔の若い時の食べるスピードを意識して食べてたら「旨い」が分からなかった。

出てくるのが「早い」なのに、さらにこっちも食べるのが「早い」と勘違いしてたのに気付いた。
その勘違いで1番大事な「旨い」を取りこぼしてしまった。

もしかして先日の立ち食い蕎麦屋さんもそうなのでは・・・

そうかもしれない。

あの立ち食い蕎麦屋さんに今度行ってみよう。

孫悟空が桃白白にリベンジを挑んだように行ってみよう。

でも桃白白がサイボーグになるくらいの期間を空けてから行こう。

そう心に決めて牛丼屋をあとにしました。

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