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蒸し煮ブロッコリー

今月のおすすめレシピ♪

☆火の入れ方を感じる蒸し煮
最近、野菜嫌いの子に野菜を食べさせるにはどうしたらいいでしょうか?という質問をよくされます。体感では、半分ぐらいのお子さんが野菜は嫌かも…と言われます。外食の時や給食が食べられているなら、大丈夫です。美味しい野菜に出会ったら、突然食べるようになったりします。それでも毎日、なんとかして食べてほしいなと思いますよね。

我が家の子も野菜が少し苦手のようです。生野菜は特に好まず、火を通した野菜が良いそうです。野菜を野菜だけで美味しくするのは意外と難しく、火入れに失敗すると一口食べて「今日はあまり好きではありません」と残してしまいます。特にブロッコリーの煮方にはこだわりがあり、舌の上で潰せるぐらい柔らかく、なおかつ色はキリッとはっきりした緑色でなければなりません。電子レンジ、オーブン、蒸し器、ソテーと色々試しましたが、蒸し煮が1番手軽で作りやすく失敗がなく上手に火が通せるプロトコル(方法)が出来上がりました。
 ブロッコリーの他にも、アクの少ない野菜ならなんでも同じように火が通せます。たくさんの水は必要ありませんから、子どもが作る時にもお湯の移動がなくて火傷の心配が少なく安心。蓋をして煮るだけで、時短、省エネ、さらに美味しい!のでおすすめです。


★蒸し煮ブロッコリー
必要なもの:タイマー もしくは 時計

<材料> 2人分
ブロッコリー1/2個 100g程度
水 大さじ3
塩 ひとつまみ(後から味をつける場合は入れない)

<作り方>
1 ブロッコリーは食べやすい大きさに茎を切って分ける
2 小鍋にブロッコリーを一段になるように入れ、水を入れて蓋をし、3分中火にかける
3火を止めて、そのまま(蓋をしたまま)3分置いておく
4 蓋を開けて出来上がり。崩れやすいのでそっと持ち上げる。

火加減は中火、焦げそうになったら弱火にしてください。何度か作れば、ご自宅のコンロのいい火加減が見つかるはずです。そうしたら水を入れて蓋をしてタイマーをかけて、おしまい。蒸し時間が終わったらすぐに蓋を開けて色変わりを防いでください。そのままにしておくと色が悪くなります。色が悪くなっても味はそんなに変わりません。

出来上がったら、お好きな調味料をかけて、お召し上がりください。離乳食の後期から食べられます。
 子ども用には、鉄分が溶けてくれるようにと願いつつ鉄の鋳物フライパンで作っています。味は変わりませんが、おいておくと色が黒くなりますので、出来上がったら、すぐ出してください。

なおブロッコリーは生でも食べられる野菜で、私はお湯をかけたぐらいの加熱で、カリッとした食感を楽しむ方のが好きです。柔らかいのも、硬いのも、みんなの好みに合った、美味しい食卓を楽しみたいですね。


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