健康寿命が延びる?! 「中鎖脂肪酸」の秘めたパワー!
最近もっぱら健康意識高めの記事発信が増えているSKK。
今回も健康増進に繋がる情報を発信して行こうと思います!
葬儀屋さんだって、皆さんに長生きして貰いたいんだもの。
しかも健康的に!
という事で、今回は注目を集めている「中鎖脂肪酸」の持つパワーについてお伝えしようと思います。
中の人も最近「中鎖脂肪酸」を意識したオイルを取り入れた食生活になっていますが、
体の健康を増進するだけではなく、最近では脳への影響も分かってきているそうです!
今回はそんな魅力的な「中鎖脂肪酸」のお話です。
中鎖脂肪酸とは?
脂肪酸とは、脂肪を構成している要素ですが、
「中鎖」という文字通り
中鎖脂肪酸は分子の鎖の長さが中くらいの脂肪酸です。
中鎖脂肪酸と聞くとなにやら難しい話に聞こえるかもしれませんが、
英語では「Medium Chain Triglyceride」といい、
頭文字で略してMCT(エムシーティー)と呼ばれています。
そう、耳にすることも多くなったMCTオイルのMCT!!
MCTオイルは、中鎖脂肪酸100%で作られた油のことを言うのです。
炭素数によってC8(カプリル酸)、C10(カプリン酸)、C12(ラウリン酸)の3つに分けられていますが、
C8とC10で構成されているのがMCTオイルです。
中鎖脂肪酸はパームフルーツやココナッツなどヤシ科の植物に含まれる成分なので、MCTオイル=ココナッツオイルだと思っている方も多いのですが、ココナッツオイルとパームフルーツが混ざっているものやパームフルーツ100%のMCTオイルもあります。
一般的に売られているココナッツオイルは独特の香りがありますが、MCTオイルは無味無臭なのも特徴です。
ヤシ科の植物に多く含まれる中鎖脂肪酸ですが、牛乳や母乳にも中鎖脂肪酸が含まれています。
一般的なキャノーラ油やオリーブオイル、えごま油などのオイルのほとんどに含まれるのは「長鎖脂肪酸」です。
「中鎖脂肪酸」はその約半分の長さで、
腸さ脂肪酸とは消化・吸収後の経路が異なり、
一般的な油に比べ約4倍も速く分解され、短時間でエネルギーになります。
中鎖脂肪酸の効果
中鎖脂肪酸は、昔から医療現場でも使用されてきたそうで、
その効果は多岐に渡ると言われています。
免疫力アップ
糖尿病などの生活習慣病予防
ダイエット効果
集中力アップ
運動能力アップ
疲労回復効果
こんなことに効果があるとされていますが、
最近では上記に加えて「認知機能の改善」に効果があると言われています。
まさに良いこと尽くしですね!!
中鎖脂肪酸は、一般的な油に比べ、
体のエネルギー源のひとつである「ケトン体」を10倍以上多く作り出すことが分かっています。
このケトン体はエネルギー源になりますが、
加齢とともにブドウ糖をうまく利用できなくなった認知症の脳のエネルギー源としても活用されるそうです。
中鎖脂肪酸を摂り続けることによって、
軽度の認知症が回復したり、重症化を防いだという報告もあるそうです。
また、この「ケトン体」の働きによって、
てんかんや自閉症の改善が期待されているそうです。
糖質とのバランスをとる事が必要なようですが、
中鎖脂肪酸による健康への影響はかなり大きいですね!
中鎖脂肪酸のデメリット
良いこと尽くしの中鎖脂肪酸ですが、デメリットの部分ももちろんあります。
1日100gを超えて摂取した場合、人によっては腹痛や下痢を引き起こしてしまう報告がされています。
大量に摂取した場合、胃に負担を感じるという方も少数いるようです。
ケトン体の上昇が原因とされています。
糖質を一緒に摂るとケトン体の上昇が抑えられます。
どちらの場合も、摂取量が多い場合のデメリットです。
食事の中で摂取していくのがオススメではありますが、摂り方や量には十分注意しましょう。
知れば知るほど奥深いMCTの世界。
いかがでしたか?
中の人は、朝のコーヒーにMCTオイルをちょい足ししています。
以前流行った「バターコーヒー」のようですが、バターは使わずに豆乳や牛乳を足すだけ。
あとはサラダのドレッシングに使ったり、スープの仕上げに入れたり、
無味無臭なのでお料理に幅広く使っています。
オススメは、ココナッツ100%でできたMCTオイルです!
オリーブオイルなどもそうですが、
現実問題、良質な油はお値段も高め…
使うのがもったいないと思ってしまいますよね。
一般的な油のように、いろんなお料理に気兼ねなく使うのはちょっと厳しいお値段ではありますが、
ご自身の健康を考え、毎日少しずつ取り入れていくのはいかがでしょうか。
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