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初めての渋谷らくご

落語と再び出会って、渋谷らくごに妻と伺ったのは2016年の秋のことでした。お目当ては春風亭昇々さん(この春からは師匠ですね)、『渋谷らくごのポッドキャスト「まくら」』でサンユータツオさんがプッシュしていたので、ぜひ生で見なくてはと妻と伺いました。 近所なことと、大好きな串揚げ屋の「串音」や、鉄板焼の「天」があることもあり、ユーロライブの前を通ったことはあったのですが、落語をやっていることはポッドキャストを聴くまで知りませんでした。 インターネットでチケット予約をして、会場

    • 落語に戻ってくるきっかけ

      私が再び落語を聴くようになったのは、iTunesのライブラリの追加日をだどってみると2016年だったようです。 きっかけはPodcastで放送されている「渋谷らくご」の「まくら」。サンキュータツオさんがキュレーションするこの渋谷で開催される落語会を、渋谷に住んでいながら視野が狭くアンテナに引っかかっていませんでした。タツオさんの解説と、若手落語家の皆さんの「まくら」に引き込まれ再び高座を聴きたくなりました。 はじめは、芸術協会二つ目のグループ「成金」の春風亭昇々さんの狂気

      • 初めての映画の思い出

        「初めての〜」は覚えているもの、覚えていないものがありますが、私の映画の「初めて」は以下のようなものでした。実際に初めてだったかどうかは定かではないですが、決定的に自分にとってあれが映画だったと思えた体験でした。 当時、父親の転勤で中国の北京で現地の幼稚園にかよっていました。外交官ではなかったのですが大使館勤務だったためか、両親が会食のため夜に家にいないことも多く、贅沢な話ですが中国政府派遣のコックさんとお手伝いさんと過ごす時間が長かった思い出があります。お二人からはとても

        • 演芸・落語との思い出〜桂枝雀「猫」

          初めての落語 桂枝雀「猫」 初めて落語を面白いと思ったのは、三十年以上前まだ小学校中学年のときでした。演目は家族旅行の飛行機で聞いた枝雀師匠の「猫」。 久しぶりの海外旅行と、機内上映のクロコダイル・ダンディーで泣くぐらい笑った結果とで、目が冴えてしまい眠れない中でたまたま出会ってしまったのが落語。当時は映画は機内のプロジェクターで上映されていて、イヤホンもチューブ式の聴診器のようなもの、チャンネル変更も文字通りダイヤルを回して音が変わり、選ぶほどの数もありませんでした。