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【読書記録】じぶんで選ぶ


休日だというのに、とても元気がなくて、午前中ずっとベッドにいた。

どうしても郵便局に行かなきゃ、と重い腰(というかカラダ)を上げて外に出た。

出てきたついでに、図書館にでも寄るか。

手に取った本がこれだ。

若者向けかな、と思ったけど、まあ、子どもたちに伝えるヒントになるかもと思って借りてみた。

結果、この本の中身は、「いまの私を見てましたか?」と言いたくなるような、刺さるものだった。

コピーライターとして活躍する作者の阿部広太郎さん。育休取得中に、子育てに向き合う中でのエピソードが紹介されていた。子育ては最高に幸せでもあり大変な日々である。

子育ては笑いに変えないとやってられない。コピーライターの仕事は新しい見方をつくることだ。自分たちの色メガネを「おもしろメガネ」にアップデートして装着する。赤ちゃんと向き合う日々を、おもしろく捉えられないか考えるようになった。

大変の中にも、何かあるぞ、見落とさないぞという気持ちでいく。

「あの日、選ばれなかった君へ」


ああ、目の前のことを見るのに、メガネを変えたらいいんだ。と思った。

起こったことを、ただただ「大変だ」と見るのではなく、その中から光や意味を見出したり、いまできるベストを探したり、おもしろがったりするメガネを選んでみたらいいのかも。

見方も、行動も、自分で選ぶ。
何を今更、と感じだが、今からでも遅くない、はず。

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