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NHK日曜討論4/16まとめ「広がるAI=人工知能 私たちはどう向き合う?」 

本題の前に。GPTの「T」=transformerで、これはGoogleが作った仕組みなんですね。で、GPTから言葉の連なりの推測により、比較的容易に回答を生成する仕組みがChatGPT。それを使ってGoogleを本気で潰そうとしてるOpenAI(Microsoft)は鬼だなぁと感じた次第です。

というわけで、気づいたら放送が終わっていた4/16日曜討論「広がるAI=人工知能 私たちはどう向き合う?」をNHKプラスで追いかけ視聴しました。全体に質の高い、良い議論だったという印象です。

以下は私からの視点でのまとめです。執筆作業をしていてふと気づきました、なぜ純粋な文系人間の自分がこれほどまでにChatGPTに関心を持つのか。

それは、社会学だからです。人と人がコミュニケーションを通じて個人として生き、家族、組織、社会を形成していく様を俯瞰したものが社会学。ChatGPTはその有り様を大きく変えようとしているから、ということに気づきました。以下サマリーです。

・人類史上で稀に見る社会変化
・ChatGPTはこれまでのAIとは異なる
・従来のAIよりだいぶ人間に近づいている
・AIにより仕事が無くなることが現実的に
・AIを規制するより、活用する社会を目指す
・AIの能力を引き出す「言語力」が重要に
・はたらき方が変わり週休3日制が現実的に
・TeachingよりもCoachingの価値が高まる
子ども達は教えなくても使いこなせる
・労働の生産性が飛躍的に高まる
・停滞していたDXが一気に促進する
ディープフロッグ(飛躍的進展)が起こる
・仕事の多くは「情報の変換」で構成される
・今後は「道徳、倫理」が大切になる
・「AIディバイド」により格差が広まる
・日本人は元来、俳句や短歌など言葉に繊細
・指示文と出力が画一的になることは避ける
・回答の画一化により排除が起きやすい
・多様性の確保、マイノリティ保護の観点
・子どもの発達段階とAI活用のバランス
ChatGPTのアルゴリズムは開示すべき
・法規制は難しく社会のルール作りが必要
・芸術文化との共存の仕方は模索すべき
・軍事利用は防衛観点で否定できない
・推定される確率の高いものは活用する
・閾値が低いものにはAIは活用しづらい
AIは国境を越えるので議論を早急に
・技術の進展は早く常にキャッチアップ必要
・情報リテラシーの重要性
・技術の進展は止められない
ぬくもりを持ったAI活用、哲学的思考
・人類全体がアイデンティティの危機になる
労働こそ人生という価値観から脱却する
・過度に働かなくて良い社会を享受する
・AIを使いこなす為の倫理、共感、哲学
・「総合知」の時代になり文系理系が融合
・人間とは何かを考えるタイミング
・IT後進国日本がAIで世界に追いつく好機
・AIとの共存は社会全体の課題

《NHKプラス》4/22土まで視聴可
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023041603298

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