小説「若起強装アウェイガー」第6話「驚愕!博士たちの過去」
ドクターホワイトこと白河博士とドクターブラックこと黒田博士は同じ場所にいた。不動山の中腹にある小さな山小屋の地下室。といっても、山小屋の側から地下室に入ることはまずできない。地下室は白の館及び黒の館と地下道でつながっている。二人がしばしばここで会い、情報交換などをしている場所だ。
二人の博士はそれぞれの館でCIAの襲撃を受け、ここへ逃げこんでいるのだ。
黒田「やれやれ。黒の館までCIAに狙われるとは。いい迷惑だ」
白河「なんだ他人事みたいに。我々は一蓮托生だろうが。私が抗老