集団と共に変容する
プロセスワークの創始者アーノルド・ミンデルの著者より一行をご紹介。
これまで多くのワークショップを開発し、ファシリテーションをしてきました。
また、創業メンバーとして所属する現在の組織、中学の頃の部活、何なら幼稚園のころいつも遊んでいた幼なじみ、など「集団と自分」というものについて、幾度となく悩み考えてきた人生だなと思います。
誰とでも上手くやれるタイプでは決してないので、どうしたら、集団の中でうまくやれるか、なぜこんなにも楽しくないのに馴染まないといけないという切迫感があるのか、ということをずっと考えてきました。
そのためか、人一倍集団や他者に関心があり、集団のメカニズムや多様な他者について知りたいという欲求が発達し、今の仕事をしているのかもしれません。
コンプレックスからくるものかもしれませんが、集団と自分の間に生まれた様々な出来事と喜怒哀楽によって今の自分ができており、以前よりずっとこの相互作用を面白く捉えられている自分がいることを発見した一行でした。