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東京世田谷の用賀にある小さなデザイン事務所です。コミュニケーションにまつわる課題を根本…

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東京世田谷の用賀にある小さなデザイン事務所です。コミュニケーションにまつわる課題を根本から解決するためのデザインをしています。https://s-k-g.net/

マガジン

  • SKGロゴデザインの視点

    SKGでは「ブランド=人」と捉えています。人の「名前」がブランド名で、「顔」がロゴ。「信念(心)」はブランドコンセプトです。 連載「SKGロゴデザインの視点」では、ロゴデザインが生まれるまでのプロセスやアイディアを私たちが携わってきた事例と共に紹介しています。

最近の記事

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その課題、デザインで解決しよう!noteはじめます。

こんにちは、はじめまして。SKG株式会社です。 私たちは東京世田谷の用賀にある小さなデザイン事務所です。 今やデザイナーの役割は画作りだけに止まらず、多様化してきています。 ぜひ私たちの仕事「デザイン」を知っていただき、もっとデザイナーを気軽に利用していただきたいと思い、このnoteを始めました。 SKGの仕事はどんなもの?SKGではコミュニケーションにまつわる課題を、根本から解決するためのデザインをしています。 単に見た目をよくするためだけのデザインではなく、クライアント

    • 印刷のレシピ 少し変わった印刷の解説 10選

      デザイン事務所SKGは、2014年よりブランディングデザインを開始し、2024年で10周年を迎えました。お客様の潜在意識に響く提案をしたいという思いと、代表の助川の名に「助」が含まれていることから、「デザインで本当の助けになる」をミッションに掲げ、お客様に支えていただきながら、10年続けることができました。 前回のnoteでは『ブランディングデザイナーが大事にする4つの姿勢』と題し、僕ららしさに向き合いました。 ブランディングを人に例えること 課題の前提条件を疑い、本質

      • ブランディングデザイナーが大事にする4つの姿勢

        こんにちは。SKGと申します。代表して助川誠です。創設10周年を機に開催した展覧会におけるギャラリーツアーで、僕らデザイナーとして大事にしている姿勢に気づいたことをお話しました。それを大幅に修正・加筆してお届けします。この時に自身で何を考えていたかの記録も込めて。 なぜ展覧会をやろうと思ったか。 創設10周年を迎えるにあたり、仕事の成果だけでなく、どのような思いで仕事と向き合ってきたのかを振り返りたいという強い思いがありました。 SKGは「ブランディング」を軸に仕事をして

        • SKGのコミュニケーション術から生まれたブランディングデザインを振り返る【10周年企画】

          デザイン事務所SKGは、2014年よりブランディングデザインを開始し、今年で10周年を迎えます。お客様の潜在意識に響く提案をしたいという思いと、代表の助川の名に「助」が含まれていることから、「デザインで本当の助けになる」をミッションに掲げ、お客様に支えていただきながら、10年続けることができました。 今回のnoteではSKG代表の助川に、デザインの仕事を振り返りながら、これから挑戦していきたいこと、また2024年7月23日(火)から開催される10周年の展示会についてお話を聞

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        その課題、デザインで解決しよう!noteはじめます。

        • 印刷のレシピ 少し変わった印刷の解説 10選

        • ブランディングデザイナーが大事にする4つの姿勢

        • SKGのコミュニケーション術から生まれたブランディングデザインを振り返る【10周年企画】

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        • SKGロゴデザインの視点
          5本

        記事

          経営とデザインが“手”を取り歩む、ブランド価値浸透の道のり

          京都で「包装関連機器」と「コンバーティング関連機器」の2つの分野、「PACK」「LPC」「AIREX」「UE」の4つの事業を展開する、産業用機械器具製造会社「株式会社三橋製作所」。 1950年代から大手精密機械メーカー製品の製造と、自社ブランド製品の開発・販売を両立する状況が続いていたところから、少しずつ自社ブランドの確立に向けて動き出します。 SKG代表・助川との協業を通じて、それまで統一感に欠けていた販促ツールのデザインを1つずつ刷新。助川はブランドコピーやホームペー

          経営とデザインが“手”を取り歩む、ブランド価値浸透の道のり

          経営のそばにデザインを。創業80年の製造会社が自社ブランドを確立するまで

          京都で「包装関連機器」と「コンバーティング関連機器」の2つの分野、「PACK」「LPC」「AIREX」「UE」の4つの事業を展開する、産業用機械器具製造会社「株式会社三橋製作所」。 1950年代から大手精密機械メーカー製品の製造と、自社ブランド製品の開発・販売を両立する状況が続いていたところから、少しずつ自社ブランドの確立に向けて動き出します。 SKG代表・助川との協業を通じて、それまで統一感に欠けていた販促ツールのデザインを1つずつ刷新。助川はブランドコピーやホームペー

          経営のそばにデザインを。創業80年の製造会社が自社ブランドを確立するまで

          製本勉強会 第4回 印刷研修 at 望月製本所

          SKGでは、印刷の知識を深めるべく、不定期に印刷研修会を開催しています。 第4回となる今回のテーマは「製本」。 「これはどのように作ったのだろう?」と思う本に出会うことはありませんか? 私はそのような本に出会ったときに心が躍ります。 今回は、望月製本所さま(以下敬称略)のご協力のもと工場見学の場を設けていただきました。 スタッフ・Mの目線から、その様子をお届けいたします。 1.はじめにせい‐ほん【製本】:印刷物・原稿などを綴じ合わせて、1冊の書物にまとめること(デジタル

          製本勉強会 第4回 印刷研修 at 望月製本所

          民間仏もデザインも本気で向き合うことで遊び心が生まれる。「みちのく いとしい仏たち」展覧会レポート

          「仏像」と聞くと、みなさんどんな姿をイメージしますか。 京都や奈良、鎌倉にある厳かなお寺の本堂のなかで見上げるほどの巨大な姿を想像する人が多いのではないでしょうか。 しかし、名前も残らない大工たちが造った民間仏が今もみちのくの小さなお堂や住宅に祀られているのです。技術も拙く、ルール無視。しかし一生懸命に造った民間仏は、現代の私たちが観るととてもかわいらしく感じます。 今回はSKG広報がデザインを担当したSKGの助川誠、岡本和華とともに「みちのく いとしい仏たち」展覧会を

          民間仏もデザインも本気で向き合うことで遊び心が生まれる。「みちのく いとしい仏たち」展覧会レポート

          メッセージは簡単に見えないからこそ意義がある / SKGロゴデザインの視点「上野村森林文化館 mori+」

          連載「SKGロゴデザインの視点」では、ロゴデザインが生まれるまでのプロセスやアイディアを私たちが携わってきた事例と共に紹介しています。 SKGでは「ブランド=人」と捉えています。人の「名前」がブランド名で、「顔」がロゴ。「信念(心)」はブランドコンセプトです。 ▼ブランディングデザインの詳細については、こちらの記事をご参照ください 今回ご紹介するのは、総面積181.85㎢のうち95%が森林という村にある「上野村森林文化館 mori+(もりと)」のロゴデザインです。 美

          メッセージは簡単に見えないからこそ意義がある / SKGロゴデザインの視点「上野村森林文化館 mori+」

          製版勉強会 第3回 印刷研修 at 東京印書館

          SKGでは、印刷の知識を深めるべく、不定期に印刷研修会を開催しています。 第3回となる今回のテーマは「製版」。 普段私たちが作成したデザイン入稿データは、どのような工程を経て印刷に至っているのか。その流れを実際に見て学ぶため、印刷会社·東京印書館さまのオフィスを訪ねました。 今回のレポートでは、スタッフ·Sの目線から、その様子をお届けいたします。 1.はじめにそもそも、「製版」とは何でしょうか? デザイン入稿データは、入稿後そのまま印刷機にかけられる訳ではありません。

          製版勉強会 第3回 印刷研修 at 東京印書館

          デザインで道筋を照らす。作り手の視点を伝える企画展「杜の小さな印刷工房 ―刷ったり押したり失敗したり―」が生まれるまで

          2020年11月に開館した大日本印刷が運営する「市谷の杜 本と活字館」。本づくりの文化施設であり、活版印刷を中心とした印刷から製本までの展示を見ることができます。 また、職人が活版印刷を使って作業する様子やワークショップ体験など、実際に印刷技術に見て触れることもできる施設です。 SKGでは活版印刷の印刷体験ワークショップで使われるしおりの紙面や、来館時にお渡しする大日本印刷の歴史を記した「大日本印刷歴史絵葉書」をデザインしています。 2022年11月からは、「杜の小さな

          デザインで道筋を照らす。作り手の視点を伝える企画展「杜の小さな印刷工房 ―刷ったり押したり失敗したり―」が生まれるまで

          印刷技術を組み合わせた「歴史絵葉書」を通じて伝える印刷の奥深さ。|市谷の杜 本と活字館

          2020年11月に開館した大日本印刷が運営する「市谷の杜 本と活字館」。本づくりの文化施設であり、活版印刷を中心とした印刷から製本までの展示を見ることができます。 また、職人が活版印刷を使って作業する様子やワークショップ体験など、実際に印刷技術に見て触れることもできる施設です。 SKGでは活版印刷の印刷体験ワークショップで使われるしおりの紙面や、来館時にお渡しする大日本印刷の歴史を記した「大日本印刷歴史絵葉書」をデザインしています。 2022年11月からは、「杜の小さな

          印刷技術を組み合わせた「歴史絵葉書」を通じて伝える印刷の奥深さ。|市谷の杜 本と活字館

          「発酵」をカジュアルに届けるクリエイティブを。デザイン視点で深堀りしていく博覧会「発酵で旅する東京の森」

          多摩エリアの発酵食を巡る旅をテーマにした博覧会「発酵で旅する東京の森」が、2022年11月に東京都立川市にあるGREEN SPRINGS 2F TAKEOFF-SITEにて開催されました。SKGはアートディレクション・デザインに携わっておりロゴ、パンフレットや展示物のアートディレクション・デザインを担当しております。 今回はSKG代表の助川とクリエイティブディレクターの永井史威さんから今回の博覧会の制作についてお話を伺います。デザイナー視点を知ることで、いつもと違った展覧会

          「発酵」をカジュアルに届けるクリエイティブを。デザイン視点で深堀りしていく博覧会「発酵で旅する東京の森」

          SKGのデザインの「遊び心」を探しに。「発酵で旅する東京の森」イベントレポート

          東京・多摩エリアの発酵食をめぐる旅のイベントが開催!発酵デザイナー「小倉ヒラク」さんをご存じでしょうか?「見えない発酵菌たちの働きをデザインを通して見えやすくする」をミッションに全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにプロジェクトを展開する発酵デザイナーであり、下北沢にある「発酵デパートメント」のオーナーでもあります。 そんな小倉ヒラクさんがプロデューサーを務める多摩エリアの発酵食を巡る旅をテーマにした「発酵で旅する東京の森」が、2022年11月に東京都立川市にある

          SKGのデザインの「遊び心」を探しに。「発酵で旅する東京の森」イベントレポート

          「先回り精神」「第三者の視点」「デザインへの熱量」デザイナーとしての姿勢から見えるSKGらしさとは

          仕事をする上で大切にしている指針。それがあることで、課題への向き合い方が定まり、解決策を見出すことができます。 今回は、東京世田谷の用賀にある小さなデザイン事務所「SKG株式会社」で働く3人のデザイナーに、仕事への姿勢や働き方についてお話を聞いてみました。デザイン事務所全体の指針と個人個人のデザイナーの考えの重なり合いによって、生み出される仕事について掘り下げていきます。 ▼前編はこちら ▼今回の記事に登場するSKGのデザイナー 武蔵野美術大学卒業、デザイナーとして複

          「先回り精神」「第三者の視点」「デザインへの熱量」デザイナーとしての姿勢から見えるSKGらしさとは

          バックグラウンドの異なる3人のデザイナーが描くそれぞれのキャリア。対話とプロジェクトを通して感じた成長とは

          デザイナーとしてのキャリアの歩み方は十人十色。東京世田谷の用賀にある小さなデザイン事務所「SKG株式会社」にも、長くデザインに従事する者から、異業種からキャリアチェンジ、専門学校に通いながらなど、異なるバッググラウンドを持つメンバーが集まっています。 今回は個性豊かなSKGのデザイナーたちに、これまでに担当したプロジェクトや、デザインへの取り組み方、成長についてお話を聞いていきます。 ▼今回の記事に登場するSKGのデザイナー 武蔵野美術大学卒業、デザイナーとして複数社経

          バックグラウンドの異なる3人のデザイナーが描くそれぞれのキャリア。対話とプロジェクトを通して感じた成長とは