読書(詩)

新しいのか古いのか
分からなくなるくらい

似てるのか似てないのか
分からなくなるくらい

アルゴリズムってやつか
こんなの好きでしょって
勧めてくる

やになった
気分を変えたくて

スマホを置いて
ベランダに出た

見上げた高い空に
幾つかの星たち

そんなに寒くない
雨水の候
春の兆しなのかも

とは言え
身が引き締まるくらいは寒い

お陰で気分が変わった
部屋に戻って
ベッドで本でも読もう

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