Google Classroom 命名のコツ
Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。
新年度も始まって年度の切り替わりの時期に一斉にいそがしく行っていると思われることが「 Google Classroom 」の設定だろうと思います。
授業でClassroomを活用することが当たり前になってくると、数が増えてかなり生徒が探すのが大変になるかと思います。
そのような事態に対して、命名を少し工夫することでストレスを減らしましょうという小ネタが本日の話題です。
クラス名で意識するべきは…
Google Classroom の仕組み上、名前をつけるときに意識するとよいものがあります。
それはクラス名の「一文字目」です。
例えば、上記の画像のクラスであれば「現代の国語+クラス名」という命名の仕方になっています。
そして、クラス名の一文字目は「現」ですね。
ところで、左側のメニューのクラス一覧を見てみると…
Classroomに命名した「現代の国語」が反映されています。
ここで注目するべきは、Classroom名の前についている「〇」の文字です。
そうなんです。Classroomの先頭に表示されるアイコンには、Classroom名の1文字目が表示されるというシステムになっているのです。
生徒目線で考えると、例えば「1年〇組…」みたいな命名をしてしまうと、左のメニューには「1」「1」「1」……と無限に数字のアイコンが並ぶことになり、クラスを探すのが非常に面倒になります。
逆にこうして漢字ではっきりと「どの目的なのか」が分かるようにすると、探すときの負荷がかなり下がります。
パッと見て分かるように
さらにもう一工夫をするのであれば、Classroomの配色を教科ごとに決めておくのも手です。
「カスタマイズ」から、Classroomのヘッダー画像や配色を決めることが出来ます。
この時に例えば「国語は青」「数学は緑」…のように、用途別にアイコンの色を決めておくと、かなり探しやすくなります。
生徒の利便性を上げよう
小さな一手間であるのですが、こういう工夫をすると生徒がClassroomを探す負荷がかなり小さくなります。
教員に比べて生徒はかなりの数のClassroomに所属することになるので、探しやすさは大切です。(1つのクラスに全教科を入れるという学校もあるようですが……活用量が増えてきたら「授業」のタブが非常に見づらいことや成績つけに使えなくなるので、あまり推奨できないです)
整理されていることは教員にとっても便利なので、もしよければ試してみてください。
今回も読んでいただきありがとうございました。シェア、コメント、いいね!をしてくれたら嬉しいです。
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