「読書家の時間」を大切にしたい
Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。
3学期は「小論文」を単元のテーマに授業を行っています。
「小論文」の指導のためには色々な要素が必要となりますが、個人的に一番、根幹に置きたいと思っているのが「読書」です。
どのようなタイプの小論文であれば、極論を言えば、自分で適切な本を読めるようになっている生徒であれば、対応することは難しくないだろうと思っています。
しかしながら、「読書」という行為が本人の趣味のように思われて、適切に方法を教えられていないということが多いと感じます。また、実際、高校生が落ち着いて本を読む時間は、生活の忙しさを考えると、ほぼ取れないだろうと感じています。
だからこそ、国語科の授業で「読書家の時間」をしっかりと確保することに強く意義を感じています。
今年は授業数が厳しいので長く時間を取ることができませんので、本当は「読書家の時間」と呼べるような実践ではないのですけどね…。
参考になる本
自分が「読書家の時間」の方法を学んだのはこちらの本。
そして、その後にIn the Middleで「作家の時間」の実践と両輪でやっていくことを勉強した感じです。
読み直すほどに、ちゃんと時間をとってたっぷりと読み浸り、作品を作ることに頭を悩ませる時間が必要だと思うのです。
来年度はもう少し実践をしたいと思っています。