新しく担任になる人に勧めたい本
Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。
4月からの新しいチャレンジに向けて勉強しようという気持ちになっている人が多い時期かと思います。
自分もこういう時期なので色々な先生からちょっとしたことを聞かれる時期になっています。
基本的にそういう時には色々な本を紹介することが多いのです。今回はそういう時に紹介している本を紹介します。
自分から学ぶ人のために
ちょっと前には「名著を読んだ方が良い」と書きましたが、実際、人に薦めるとなると、そういう小難しい本をいきなり手渡すことはないです。問題意識が自分のものになっていないときには読むことは難しいですから。
それよりは、色々な重要な要素を持ちながらも、次の読書に開かれているような本を薦めたいと思うのです。
特に4月から新しい仕事にプレッシャーを感じている人に、難しい本を渡しても余裕が無くなってしまいますよね。
その意味で、自分が心から安心して渡せるのがこの一冊です。
前田康裕先生の「まんがで知る」シリーズは教育書の中でも絶対に外せない名著です。
いたずらに尖ったことを言うわけでもなく、だからといって昔はよかったという懐古ばかりするようなものでもありません。
教員という仕事を心から誇りに思い、子どもたちの成長を願う人だからこそ描ける視点がこの本になると感じます。
こういう見え方で教室が見えるようになるまでには相当に修行がいるはずです。だからこそ、まんがでその見え方を見せてくれるというのは、かなり心強いと思うのです。
メンターとして必携したい一冊ですね。