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ひらがなっていいな


ひらがなの、やわらかい感じが好きだなあって思う。

糸井重里さんの”ボールのようなことば”や、松浦弥太郎さんの”今日もていねいに。”を読んでいて、好きな人のnoteを読んでいて、友だちからの手紙を読んでいて、ひらがな好きだな。って。

なんでこんなにも安心感があるんだろう。
文章を読んでいても、ひらがなを適度に使っている文章は包容力がある。
ゆったりとしている。

言葉を受け取るときだけでなく、自分で文章を書くときも、ひらがなだと自分の伝えたいことをゆっくりとしたスピードで伝えられる感じがする。と、さっき文章を書きながら思った。漢字やカタカナのスピード感で伝えたいときは、漢字たちで。力強く後押ししたいときは、漢字とカタカナで。でも、今この瞬間はひらがなな気分。ひらがなな気分の時は、ひらがなで書いて、そしたらなんとなく、受け取り手とも同じような気分を共有できそうな気がする。


あとそういえば、
もぐもぐ、ぎゅうぎゅう、どきどき、ぱたんと、そんなオノマトペたちも好き。英語ではあまりなかった分、目の前で見たもの、感じたもの、五感をできるだけ近い形でそのまま表せる言葉をたくさんもっているっていうのは、日本語話者で嬉しいなと思うところ。アニミズムが強い国だとオノマトペがある言語が発達しやすいとか聞いたことあるけど、実際どうなんだろうな。調べてみたい。