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8月の英語史活動(hel活)の振り返り

気がつけばあっという間に8月が終わってしまいました。Trudgillの英語史シリーズ前編で更新が止まっている記事の後編など、色々と書きたい記事があったのですが、8月は怒涛の一か月でnoteに割く時間をなかなか確保できませんでした…この記事では、イベント盛りだくさんの8月の英語史活動のハイライトを振り返ってみたいと思います。

茨城帰省

お盆休みには、実家で一息つくことができました。とはいっても、出先には英語史ネタが至る所に転がっていて、頭の中は常に英語史モードでした(笑) 親戚との集まりで「英語史をお茶の間に」を実践した話はこちらから。

帰省中に妹からもらった香港ディズニーランドのお土産です。

ゼミ合宿@箱根

8月下旬には3年生(菊地ゼミ4期生)と箱根で2泊3日の合宿を実施しました。箱根湯本での食べ歩きから始まり、専修大学箱根セミナーハウスにて学びあり遊びありの充実した3日間を過ごしました。

勉強面では、毎年恒例の「英語史クイズ」を実施しました。今回は各ゼミ生が自分の期末レポートを基に「基礎編」と「発展編」の問題を各1問出題する形式で大いに盛り上がりました。英語の方言、新語、発音の変化、文法化など多様なトピックについて情報交換ができました。

また、学内で利用できる学習リソースの使い方を確認し、情報との向き合い方を真剣に考える場を改めて設けました。具体的には、最大最良の英語辞典であるOED Onlineと様々な信頼性の高い事典、辞書を一括検索できるデータベースであるジャパンナレッジLibの使い方、ならびに学外からのアクセス方法(仮想デスクトップ機能)を確認しました。一部のゼミ生がhellogで調べることを「hellogる」と呼んでいることは以前の記事でお伝えした通りですが、今回の合宿を通じて英語学習や英語史学習に活用できる信頼できるオンラインリソースが三つ出そろったことで、「hellogれ!ジャパナれ!Oxれ!」(三種の神器?)という絶妙なキャッチフレーズが誕生しました。

天気の関係であまり観光はできませんでしたが、ゼミ生同士の絆が深まりとても有意義な合宿になりました。4期生は「メリハリ」をキーワードに掲げ、これからますますゼミ活動を盛り上げてくれるそうです。期待してます!

箱根湯本で見つけた素敵なカフェ

合宿の数日前にテレビで箱根湯本が特集されていたのですが、あるカフェの名前が私の関心を引きました。その名も「Timuny.(てぃむにー)」さんです。「time」と「唯一無二(muny)」からなる語で、「二つと無い今という貴重な時間を尊く思う…そんな事を再認識できる空間」という想いが込められているそうです。混成語(blend)かつ、漢英からなるハイブリッド語ではないですか!素敵です😊学生が食べ歩きをしている間に一人でこっそり立ち寄りました。

居心地のよい素敵なカフェでした。
ルーベン・サンドとレモンスカッシュを美味しくいただきました。

共著論文の執筆

8月は研究上の関心がとても近い研究仲間二人との共著論文の執筆にかなりのエネルギーを費やしました。共著論文の執筆は私にとって初めての経験で、不慣れゆえに大変なことも多々ありましたが、とても楽しく有意義な経験となりました。年内に刊行される予定です。刊行されましたら改めてnoteでお知らせします。

研究仲間と箱根で三社参りをしてきました。

9月の英語史活動

今月は上旬にビッグイベントが二つあります。まずは例年実施しているゼミの2学年合同勉強会です。4年生の卒論発表中間報告がメインイベントとなっています。楽しみです!

そして、なんといっても9月8日(日)の英語史ライヴですね。私も参加予定です!helメイトのみなさんにお会いできることを楽しみにしています!

9月も先月以上に英語史活動を楽しんでいきたいです!noteの更新も頑張ります!


おまけ

箱根のポーラ美術館に展示されているこの作品は今年5月にオークションで落札したものだそうです。いくらで落札したものかわかりますか?衝撃の答えはこちらの記事を参照。箱根のセミナーハウスにて、この作品について詳しく解説してくださった哲学科の島津先生に感謝申し上げます。分野を越えた学術交流は楽しいですね。

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