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寂しさから生まれた、僕が望む世界とは

半年間のZaPASSコーチ養成講座が終わりました。

Basic、StepUpコースと進み、
コーチングの基礎から、
より応用的なものまで学んでいました。

今回は養成講座の最後にまとめた僕の
ミッション(自分の命を何のために使うか)
ビジョン(自分はどんな世界を歩みたいか)
バリュー(自分の行動指針)
について書きたいと思います。
※以後、MVVと記載します。

MVVをお伝えする前に、
講座を通して気づいた僕の原動力について
お伝えしたいと思います。

母子家庭から生まれた1つの強い感情

僕の両親は、2,3歳の頃に両親が離婚し、
母方に引き取られました。

当時の記憶はほぼないのですが、
一番最初の記憶は保育園の登園でした。

母が出社するために、
朝早く保育園に行く必要がありました。

登園した際には先生以外にはおらず、
毎朝、先生と一緒に母の出社する後ろ姿を
見送っていました。

小学校に入ってから、
兄弟がしていたサッカーを始めました。

サッカーの練習場に向かう間には
通っていた小学校がありました。

母が忙しかったため、
土日でも家族で出かけるような予定もなく、
練習終わりに一人で小学校の校庭で自主練をし、
帰宅するのがいつもルートでした。

体育の授業では狭く感じるような校庭も、
1人で使っていると、
とても広く感じたのを覚えています。

そんな昔のことを、
講座の中でMVVを考える際に思い返していると、
ふと1つの言葉が出てきました。

それが「寂しかった。」という言葉でした。

今までの人生において、
学校では学級委員や、○○祭実行委員、
サッカーではキャプテンなどを務め、
役割を自分に課すことで
寂しさを紛らわせていたんだと思います。

他にも、僕は成果や成長という言葉が好きです。
なぜ成果や成長にこだわるのか考えた際に、
そこでもらえる評価、承認を得ることで、
自身の価値を見出していたんだと思います。

いわゆる承認欲求を求めることで、
頑張れたことも多くありました。

しかし、成果や成長を自分に求めるために、
「もっと成長できるだろ。」
「成果を出さなきゃ意味がない。」
と自分を苦しめることも多くありました。

寂しいという感情に気づいたことで、
より自分のMVVがクリアになりました。

MVVを考えた流れとして、
・どんな世界を望むのか(Vision)を考え
・その世界に進むために自分の命をどう使うのか(Mission)
・その際の行動指針とは何か(Value)
を考えました。

僕はどんな世界を望むのか(Vision)

どんな世界を望んでいるか考えた時のイメージが、
新宿御苑のような原っぱに親子がいて、
子どもも大人も、皆が笑っていて、
とても幸せそうな情景でした。

なぜ幸せそうかを分解したときに、
親が子どもを見る目に自分の意識が寄りました。

どんな目だったかを言語化してみると、
「子どもという命、存在を受容している」
ような目でした。

子どもの行動1つで
子供への判断評価などはしない。

ただただ子どもという存在を受け入れている、
ありのままの命を受容している、
「生きているだけでありがとう。」、
そんな世界を僕は望んでいるんだと思います。

そんな情景を言語化したVisionが以下でした。

ありのままの命を受容している、平和な世界

僕の命を何のために使うのか(Mission)

Visionに進むために、
残りの命を何のために使うのか(Mission)
を考えた際に、
ふと、2つのキーワードが浮かんでいきました。

それは「受容」「見捨てたくない」でした。

自らを組織の中心となる役割においたり、
成果を出すことで
自らの寂しさを埋めようとしていました。

モチベーションを高めるために
役立ったこともありましたが、
しんどい思いも多くしてました。

「ありのままの自分を受容したい。」
「役職などの表面的な価値ではなく、
ありのままのその人を受容したい。」
そんな想いから受容という言葉が出てきました。

見捨てたくないという言葉は、
自分が寂しい思いをしてきたからこそ、
寂しい思いをしている人を
自分は見捨てたくないんだと思っています。

受容をするためには、
自らが持っている偏見を捨て、
ありのままの存在を見ることが
必要だと思っています。

見捨てないためには、
どんな状況でも一緒に居続ける、寄り添うことが
必要だと思っています。

これからの想いから、
言語化した僕のMissionは、

己のフィルターを外し、伴走し続ける

迷っているなら、
一緒に迷いたい。

そんな存在になりたいと思っています。

僕は何を意識して、残りの命を使うのか(Value)

どんな意思を持って(Mission)、
どんな行動をしたら(Value)、
望んでいる世界(Vision)に向かうのか。

そのためには3点意識したい行動がありました。

表面的な面ではなく、
ありのままのその人の本質的な面に向き合うこと。
本質的な面とは自分にとっては願いということ。

これをまとめると、

願いに向き合う

フィルターを外すということは、
自分の価値観を押し付けない。
相手を信じて待つということ。

これをまとめると、

可能性を信じる

相手に伴走し続けるためには、
自らが相手に合わせ続けることができないと、
難しいと考えています。

自分自身の可能性も信じ、
最大化するということをまとめてみると、

自らを引き上げる


全てのMVVをまとめると、
以下のようになりました。

Mission
己のフィルターを外し、伴走し続ける
Vision
ありのままの命を受容している、平和な世界
Value
・願いに向き合う
・可能性を信じる
・自らを引き上げる

ありのままの自分を受容しながら、
自らを引き上げるために、本業で成長し、
コーチングを通して、
自らのVisionに進みたいと思います。

長文でしたが、
お読みいただきまして、ありがとうございます!

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Taku Yokoyama
ご支援いただいたお金は、コーチングの勉強代に利用させていただきます! より良いコーチングをご提供できるよう精進します!!!!