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『The Last Ninja』(1983)【忍者映画】【海外映画の中の“日本”】

TVシリーズのパイロット版として製作されるも、
残念ながら本作限りでポシャってしまった模様。

この後、TVシリーズの忍者アクションとしては
『The Master』が人気を博する事になるんだけど、
もしこの『The Last Ninja』が成功していたら、
忍者アクションの流れは大きく変わっていたかも?
それほど、未だ根強いファンが存在する本作。

まずこの主人公、忍装束は纏っているけど、
手裏剣や忍者刀、撒き菱といった、
定番の忍者ガジェットをやたらと使わない

―――しかし!
まさしく「これぞ忍者!」と膝を打つ
忍者像なのである。♪

ビルを登る時も、鉤爪なんか使わず、
全くの素手で登り切る!
格闘も、基本的に素手
相手のツボを突いて瞬時に眠らせる。

そして何と言っても、敵と対峙する時がイイ。☆
手品やカラクリの要素で相手を翻弄する
そのスタイルが、実に粋なのだ。♪

主人公の忍者を演じるのは、『ウォリアーズ』
『メガフォース』マイケル・ベック
師匠である養父は、俺達のマコ岩松

コレ一本で終わるのはあまりにも惜しい
良作でした。☆

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