『ニンジャ vs ミュータント・ゾンビーズ』(2014)【忍者映画】
世界的暴動―――“大戦”による、
文明崩壊後の世紀末世界。
車もポンコツながらまだ動いている。
地下数百メートルまでのエレベーターも稼働している。
グラフィックスクリーンもある。
…電力はどうやって供給されているの?
などと、一切問うてはならぬ世界なのだ。(笑)
ニンジャ評議会へと招集を受けた、
“破滅の一族”のケイジ以下5人。
敵国・ウロク国の襲撃に備えて、
部族間の争いを中断するための平和会議だ。
それぞれに能力を進化させた、ミュータントの部族が
地下アジトに集結する。
そして、その頂点に君臨するマスターに扮するのが、
俺達の兄貴、ケイリー=ヒロユキ・タガワ!
見事な熟練の技、分身の術で、敵国の兵士を軽ぅくザコ扱い。
そう!例えどれだけ作品の枠を飛び越えようとも、
ケイリー以外の者が最強の座に着く事など、
断じて有り得はしないぜ!
俺達のケイリーこそは、未来永劫、
不滅の覇者なのだッ!!☆
ケイリー!!ケイリー!!ケイリ…
―――グサッ!
ああっ!?手裏剣が…手裏剣が…
ケイリーの頭に刺さって、シンデシマッタ!!!
…もうこの時点で、よっぽど観るのヤメようかと思った。(笑)
ともかく、犯人扱いされたケイジらが、地下アジトから
決死の脱出に挑む羽目に。
罠に掛かり、地下100階に叩き落とされる一同。
そこで、おそらくは“大戦”時に発生した
負の遺産と思われる、
恐怖のゾンビ群団と遭遇するのだった…!
―――ぶははは、実に素晴らしい!!
やはりこうでなくてはな!
…発生原因?脈絡?
ゾンビという、この世の諸てを凌駕した神秘の存在に、
その様なタワけた理屈や詳細など、一切不要ッッ!!☆