『二郎は鮨の夢を見る』(2011)【海外映画の中の“日本”】
ミシェランの三ツ星・最年長シェフ(ギネス入り)、二郎さん。
オバマ大統領と安倍首相も会食した、すきやばし次郎本店。
3万円が15分ほどで消える。
それに納得できるかどうかは、その人次第。
ヒルズのエスカレーターを上がってる時に、電子広告板が
いきなり爆音出して、ちょっとビクってる二郎さんが可愛い♪(笑)
「バカな親が育てたガキはロクでもない」
本作の中ではおよそ淡々とした語り口の二郎さんが、
心拍数の上昇を僅かに感じさせた箇所がココだった。☆
特に言いたいのはそれだったのかなって。
ていうか貴方、子供を養ってはいるけど、育ててないでしょ?
家にずっと居ないから、自分の子供に「他所のおじさん」
呼ばわりされてたんでしょ??(笑)
でもその長男と次男が、父の背中を見て育ち、追い掛け、
立派に跡を継いでいる。それだけで、説得力十分。
映画としての完成度は高いね。
築地の競りでアフリカ民族音楽を入れたり、
日本人とは違ったアメリカ映画ならではのセンスを感じる。♪