『畏れ慄いて』(2003)【海外映画の中の“日本”】
パリコレ出演モデル、辻かおり!
世界レベルのジャズドラマー、バイソン片山!
『伝ふプロジェクト』代表、日本文化アドバイザー、
近藤康成。(←カッコイイ!♪)
そして、俺達の諏訪太朗!
…何やら凄いメンバーが集結。
一体何なんだ?この布陣は…!
期待せずにはいられない!!☆
舞台は日本だけど、撮影はパリだそうな。
5歳まで夙川に住んでいたというベルギー人女性の主人公が、
大手企業で理不尽なパワハラに耐える1年間を描く。
社会体質問題を題材とした実話ベースの作品だが、決して
ラストにカタルシスを得られる成功譚などではない。☆
初日からいきなりのパワハラ。
主人公が手渡した書類を一瞥もせずに破り捨てる諏訪さん(笑)
通訳として入ったはずなのに日本語を話す事を禁止され、
しまいには残り7か月の期間を便所掃除として働くハメに…。
一部からは“国辱映画”と揶揄されるのも無理ない所。
だが、本当にそうなのだろうか…?
あまりにも、突拍子で不可解な点が多過ぎる。☆
冷静客観的、あるいは多面的な考察が求められる
作品なのかも知れない。
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