『Big in Japan』(2014)【海外映画の中の“日本”】
自国や世界では全く無名でも、
なぜか日本では誰もが知ってる、有名な“外国人セレブ”。
ごく普通のオーストラリア人が、良く知らない日本に移住し、
客観的な潜入目線で、有名人を目指す実験を捉えた、
SNS時代必見(?)のドキュメンタリー。
自分が発信したいものと、人々が求めるものとは、
必ずしも一致しない。
自分では何も決められない切なさと痛々しさが、
見ていて気の毒になる。
2年間の実験を終えて帰国するラストの、
チーム3人を見ると、もうただ虚しさしか感じない。
何もこれはSNSに限った事ではなく、
コミュニケーションの根底に何時の世も存在する
テーマですな。
その点、ボブ・サップは凄い。♪
そして彼は、放尿フェチだったのか。☆(笑)