『必殺!ムーンウォーク拳/キョンシーマン』(1988)【忍者映画】
謎のヒーロー・キョンシーマン
参上!!
倒せ!闇のキョンシー軍団!!
☆☆☆☆☆☆☆☆
“キョンシーマン” とは何か?
☆☆☆☆☆☆☆☆
ギンギラギンのコスチュームと
ヘルメットのカンフー戦士。
香港の平和を守る正義の味方。
子供達の人気者。カッコイイ!
“キョンシー”と冠してるけど、
ビジュアル的には特撮ヒーロー
そのもの。(但し、60年代風の)
『ギャンブル・キョンシー』で
忍者となりキョンシーと戦った
ソン・コクミンが瞬時に変身!
…彼は一体、何者なのか?
なぜ変身できるのか?
強化服?改造人間?宇宙人?
アイテムでも授けられたのか?
だとしたら、誰から…?
↓↓↓
劇中で一切、その説明は無し!
(笑)
でもおそらく、途中で登場する
味方の道士が関わっているで
あろう事は推察できる。
だが敵のキョンシーは手強く、
別勢力の忍者軍団もことごとく
喰い殺されてしまう程だった。
苦戦したキョンシーマンは、
儀式によるパワーUPを敢行し、
最終決戦に備える。
だが敵の道士は、喰い殺された
忍者を強化キョンシーにして、
キョンシーマンに差し向ける!
カンフーに加え、お札や墨壷と
いったアイテムを駆使して対抗するが、
劣勢に追い詰められるキョンシーマン。
危うし!
―――出るか!?必殺の、
“ムーンウォーク拳”!!
戦いの行方は如何に…!?☆
道士が行う儀式の描写にかなり力が入ってて、
キョンシー映画らしさがグッと増している。
(あくまで当社比)
それって本当に必要なのか…?
と思わせる(笑)怪しい所作を、
念動力など交えながらいちいち
アクロバティックに進めてゆくのだ。
これぞキョンシー映画!
そして…―――出たぁッ!!
リチャード・ハリソンも毎回掛けていた、
ニコイチ名物・異世界間通信電話!!(笑)
特撮ヒーローものとして純粋に
…とはいかないが、深く考えず
楽しめるヤツだった。♪