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『水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞』(1956)【この映画に注目!】

水戸黄門 + 化け猫!!☆

1950年代の月形龍之介黄門シリーズのうち、何作か撮られた
オカルトホラー編の一本。

化け猫はトリックなどでは無く、本物の妖怪として登場!
その妖力で、悪人どもを容赦無く惨殺していくのだ…!

尺が短いので展開はスピーディ。
早々と正体を明かしたご老公、敵地突入。
開始20分と経たず悪人家老に詰め寄り詮議する。

…おいおい、もう終わり?☆

心配無用(笑)。
黄門一行は家老が催した酒宴で一服盛られ、
穴の開いた船に放り込まれて川に流される。
溺死のピンチ!


ご老公不在の間、善人の城主父娘に危機が迫る!

だが、そのピンチを救ったのが、
齢15歳にして猫又へと変化したタマであった!
「―――ニャア~オ!」

念動力や瞬間移動、分身術で敵を翻弄!
クイクイッ、と猫まねきでドッタンバッタンひっくり返し、
とどめに首筋を咬み切る!

いや特筆すべきは何と言っても、猫あやつりによって
床やら壁やらをトンボ返りでグルグルバタバタと
跳ねまくってるスタントの方!
もう凄すぎて笑けてくる…☆(笑)

ようやく駆け付けたご老公!
何かとマヌケさが目立つ今作(笑)
遅ればせながら大暴れ!

格さんの、空手チョップの嵐!
激しい猛打に、敵の首は
悉くブチ折れていたに違いないぜ!☆

お家騒動に関係無く仲良しの姫2人がカワイイ♪

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