『クエスト』(1996)【海外映画の中の“日本”】
ヴァン・ダムのヤツ。☆
冒頭に、老人となった彼が当時を回顧する。
1925年のチベットで開催される、格闘トーナメント
“ガンゲン”!
世界各国の格闘家の元に、チベット僧がスゥーッと来て
招待状を渡しに来る。んで、パッと消えるのだ。(笑)
日本代表は、相撲レスラー・北尾光司!!
琉球空手使い、トルコの猛者をパワーで圧倒!
強いぞ!!♪
―――行け、北尾!!
モンゴル勢の台頭を許すな!
日本人力士の底力を見せ付けてやれッ!!☆
他にも、スペイン代表のマタドール殺法や、
ブラジル代表のカポエラ、
中国代表の五獣拳など、様々な強敵達が
個性的なバトルを繰り広げる。
…そして最強は、モンゴル代表・カーン!!
このモンゴリアンが、リングの中でも外でも
ずっと汗だくで、眉毛に溜まった汗を
「つぅーっ…びちゃびちゃっ♪」と拭うのが、
もはやカッコイイ♪(笑)
決勝戦でブチ当たったヴァン・ダムを場外乱闘で
ボコボコにするんだけど…
会場全体の仲間や観客、既に敗れた選手、
そして何と、対戦中の敵であるカーンまでもが、
「―――立て!立つんだ!!」
と、ヴァン・ダムを見守り、応援するのだ。☆
←←何じゃ?この珍妙な絵面は??(笑)
みんなから暖かく応援されるヴァン・ダムに対し、
敗れてダウンしたカーンは、そのまま放置……
文句あるのか?無いよな?
なぜならば、監督はヴァン・ダム自身だからだッ!!
ぶはははは(笑)
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