『モンスター・イン・ザ・クローゼット/暗闇の悪魔』(1987)【海外映画の中の“日本”】
80年代だというのに、カラーである事を除けば
50年代のモンスター映画そのもの。
クローゼットからクローゼットへとジャンプして
人間を襲う、神出鬼没のモンスター。
前半の割と早い段階で、怪物がその姿を現し、
国家非常事態宣言までが発令される!
すげえバカバカしい事を、戦車まで引っぱり出して
大掛かりにやらかす。もう楽しくて仕方が無い。(笑)
核兵器でさえも効かない(←いつ試したのか?描写無し)
モンスターに対し、軍もお手上げ状態となるが…。
「移動手段であると共に、エネルギー補給基地でもある
クローゼットを絶てば良い!」
ってなワケで、国中の家庭で市民が一斉に、
クローゼットというクローゼットを叩き壊す!
―――ドガッ!バキバキッ!☆
サムライは障子をメッタ斬りに!
オバちゃんは服ごと燃やす!
……
「ヒンジをドライバーで外してドアを取れば良くね?」
とか、しょーもない事ほざく奴は、映画観んでヨシじゃ!!
(笑)
モンスターは『エイリアン』(←一部分だけ)。
追跡パーティは『スーパーマン』、『未知との遭遇』、
そして『エクソシスト』。
―――これぞ映画だッ!!
―――これぞ娯楽だッ!!♪
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