『アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス』『アドベンチャー・オブ・ヒーロー』(1970)
筋肉を名刺代わりに銀幕へと躍り出た、
アーノルド・シュワルツェネッガーのデビュー作。
70年代イタリアのエロ映画ぽい空気だが、
その路線では無いぞ。
意味も無く街中で唐突にガバッ!と脱ぎだし、
大胸筋をビクビクさせる露出癖の男ヘラクレス。
ヒグマをボコボコにシバき倒し、ニューヨークを馬車で激走!
重量挙げ対決はガチムチパンツレスリング思い出した(笑)
本作の主人公に求められるのは、演技力などでは無い。
―――筋肉!!
ただ、筋肉あるのみ!!
有無を言わさぬ説得力を示す、神々の時代より普遍の紋章。
それが、筋肉なのだッ!!☆
シュワと交流があったという、あの坂本一生が
“新加勢大周”としてデビュー会見した時も、
言っていただろう?
「旧加勢大周より勝っていると自負する点は?」
と記者に訊かれ、彼はこう答えた。
「私には、この筋肉が…!」
と、黒タンクから覗くムキムキボディでポーズを決め、
会場のフラッシュを一身に浴びまくっていた
あの会見を覚えている人は多いはず。☆
―――そう!筋肉は正義!!
筋肉は嘘をつかないッ!!
…まぁその後たった20日で、“新加勢大周”の名は
この世から消滅しましたが…。
坂本一生、“新加勢大周”デビュー秘話を語る「契約書出されると書いちゃうんだよね」(週刊女性PRIME)
元祖筋肉タレント・坂本一生。
今日も彼は、誰かの心の支えとなっている。
コロナ禍でのスポーツジム経営は本当に
大変だったでしょうけど、これからも皆に
元気をお届け下さい!