『地下室のヘンな穴』(2022)【海外映画の中の“日本”】
地下室にある穴を降りれば、なぜか2階に。そして、
「12時間進んで、3日若返る」。
そんな怪しい中古物件を購入した、中年夫婦が辿る末路。
「20歳まで若返って、モデルになるわ!」
憑りつかれた様に、何度も穴を降りまくる妻。
だがそこは、お約束通りの展開。
この手に付き物な、ある“リスク”が存在していて…。
1年若返るのに122回だから、
20年なら2420回か。執念だな(笑)
めちゃカッコいいイメージだったブノワ・マジメルが、
日本製の電子ペニスに依存した、メタボなオヤジに。
「今は2021年だぞ?」
スマホで電子制御する、人造ペニス。
硬さも大きさも思いのままだ。♪
だが、コチラにも思わぬ落とし穴が…。
世界No.1と評価が高い技術力を誇る日本製品の、
神話崩壊の瞬間を目の当たりに、震撼せよ!
その末路も、なかなかのニューシネマだった。☆
欲の無い主人公だけが、最も被害が少なかったのが
ひとつのポイントかな。
冒頭でやってたゲームも随分とレトロなヤツだったし。
ていうか、ド下手くそ。(笑)