『嗤う分身』(2013)【海外映画の中の“日本”】
サエない役も、イケてる役も、お手の物なジェシー。
本作は、その両方が楽しめるお買い得版となっております!♪
原作は、ドストエフスキーの『分身』。(読んでないけど)
ベルナルド・ベルトルッチも撮ってるのか。
あぁ、コレってブラピのアレ?とか勝手に思いながら
ずっと観続けてしまったけど、ちょい違う。☆
古いOA機器がズラリでレトロな感じを出してる、薄暗い職場。
加えて、九ちゃんやブルコメといった昭和歌謡の劇中曲。
時代考証をボヤかした演出が、興味深いというよりは、
独特の怪しさを感じさせる。
…“分身”の正体は?
そして、最後に存在しているのは、果たして
彼か?自分か?
コワイぞ~…?イヒヒヒ♪
―――気になるだろぉ?!?ぶははは☆(笑)
感情移入できるキャラが不在の難解さで、
もう絶対リタイヤと思ったけど、
何か引き込まれて最後まで観てしまった不思議。
「アイスはカップで喰え」
そうか、コーンだとゲイっぽいのか。勉強になるなぁ!♪(笑)