『火の海』(1914)【海外映画の中の“日本”】
桜島の大正大噴火(1914年)をタイムリーに題材とした、
スペクタクルディザスターロマンスムービー!!
トーマス・H・インスが製作総指揮を務め、この後夫婦となる
青木鶴子と早川雪洲をはじめ、日本人俳優を約1000人起用。
世界的ニュースとなった実際の大噴火から、
わずか2週間後に製作開始というホットな話題作。
桜島大噴火シーンの特殊効果は、とにかく圧巻!!☆
因習に支配された野蛮な日本人の民衆から、
文明的な正義のキリスト教徒青年が、ヒロインを救い出すぞ!
襲い来る、狂気の基地GUY殺戮集団!!
若き2人を待つのは、果たして祝福か?それとも悲劇か…?☆
旧約聖書の世界観が想起されるけど、我々的には
やっぱり『デビルマン』とか、あの辺かな~。
忌まわしき蛮民と因習は一掃された。
僕達が新たな時代を築いていこう!♪
みたいな。
日本では1週間でソッコー上映中止とか。
まぁ無理ないかなぁ、この国辱的な内容だと…。☆
実際の大噴火で死者、行方不明者が出てる事への配慮も必要だし。
【映画レビュー】記事一覧(リンク)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?