『ランボー者』(1987)【この映画に注目!】
邦題は、正しく表記すると…
「『ランボー2』に出ていた者」
「ランボーにシバキ倒された者」
ですな。☆(笑)
マーティン・コーヴ。
『ベスト・キッド』シリーズにおいて、コブラ会道場主として
恐怖の邪拳と悪魔の囁きで、その危険な存在感を
我々に篤と見せ付けてくれた名優だ。
そしてドラマ『コブラ会』にて、同役で30年の時を経て再登場!
齢を重ね、更に研ぎ澄まされた毒牙の拳を血塗れに染め上げ、
圧倒的な悪の健在ぶりを、強くアピールした。
その彼が主演を果たした本作が、にわかに脚光を浴びているのも
至極当然の事である。☆
…浴びてるよな?え?(笑)
路線的には『ランボー』でなく、
『エクスターミネーター』とかあの辺だね。
主人公は、ベトナム帰還兵。(←ランボーと唯一の共通点)
お友達のニセサンゴヘビをネックレス替わりにしている。
そう、猛毒の「サンゴヘビ」でなく、無毒の「ニセサンゴヘビ」だ。
なのに、咬まれた悪人は数秒であの世行きとなるのだ!(笑)
背に負った日本刀、実は鞘に小太刀を2本仕込んだ二刀流!
比較的有名な所で言うと、『るろうに剣心』の四乃森蒼紫が
携えていた、あんな感じの。
親友を殺された怒りに燃えてるとか、悲壮感とか
そういうのは全く感じられず、楽しそうに笑いながら
ズダダダダ!!とお祭り騒ぎで殺りまくり。☆
そして、ラスボスとして立ちはだかるのは…
俺達のスーン=テック・オー!
『地獄のヒーロー2』の悪ボスとして、チャック・ノリスへ
果敢に格闘戦を挑み、無惨にもボッコボコの
サンドバッグにされて雄々しく散った勇者だ。
『地獄の戦士 ハイランダー』では不死の民として
剣を振るったスンテクが、ここでも激熱カタナバトルを
繰り広げるぞ!!
―――行けッ、俺達のスンテク!!
マーティンの二刀流を打ち破れッ!!
死闘の行方は如何に…!?
…一つだけ言うと、“悪夢再び”ってところかな。(笑)
『地獄のヒーロー2』も観よう!!☆