『バトルフィールド TOKYO』(2008)【海外映画の中の“日本”】
…ん~?
どっっかで見た様なジャケ
やなぁ…??(笑)
「“みずち”様のお怒りじゃあ!」
「お前らアメリカのせいじゃあ!」
謎の巨大生物に襲われる東京を舞台にしたPOV。
「本作品中 画像及び音声の乱れている
箇所がございますが演出上の処理であり
製品の不良によるものではありません
ご了承ください」
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“箇所がございます”どころでは無く、
ほぼ全編に渡って、乱れ通し。☆(笑)
基本、その“乱れ”だけでパニックが演出されていて、
街が壊滅的な打撃を受けている様子は感じられない。
主演の姉妹がビルの屋上に出て、
「この光景を撮っとかないと…」
と言いつつ、
街の方へは決してカメラを向けないのだ。(笑)
カッターナイフを手にしたおじいちゃんが姉妹に迫る!!
「アメリカ人、みずち作ったンだよ!」
「あンたたちのせいなンだから!」
母国語をカタコトで話す、不思議の国・ニッポン。
地球温暖化について語るエンドロールが、
この作品の低レベルさをさらに助長しているのも
冷ややかな後味だ。☆