いまだ書けずの読書感想文
読書感想文は
夏休みの地獄の宿題だった。
本を読むということが
生活習慣に無かったからか
読んでも頭に残らない。
感想も残らない。
宿題だけが残る。
なので
必要最低限の読書量で生きてきた。
小説など読む気は全く無かった。
変わったのは10年ほど前
長女の高校受験時。
小説とは真逆に漫画は昔から私の大好物。
子育てで漫画から遠ざかったが
子供が大きくなるにつれて
一緒に漫画を再び読みはじめるも
受験勉強の年代ともなれば
勉強しているそばで
漫画を読み耽るのは忍びない。
そこで
子供のラノベなるものを読んでみた。
小説であれば多少罪悪感は減る。
ような気がした。
そしてそれは衝撃的な面白さであった。
小説とはこんなに面白いのか。
字を追う毎に映像が脳内に現れ
世界が何処までも広がる。
漫画が大好物の私だから
ラノベから入ったのが正解だったようだ。
そこからは
貪るように読んだ。
寝る間を惜しんで
小説を読みまくった。
本屋大賞ものはとても読みやすく
映画化されると嬉々とした。
直木賞もの、
芥川賞もの、
このミスもの、
ファンタジーもの、
どれも好きだ。
小説は受けとる側によって
どこまでも世界が広がる。
目の前の世界も
次元の違う世界も
手が届きそうだ。
あれもこれもと
積んでいった本たちが
山になってしまった。
山を見ては「次はどれにしようか」と
楽しいお悩みタイム。
読んでは増やしを繰り返し
一定の山の高さを保っている。
ちなみに読了本は超お気に入りを数冊残し寄付や処分することにしている。
ある日、だんなさんが
「そんなに読んでどうするの?」
と、聞いてきた。
何を言っているんだ、この人は。
読みたいから読んでいるんだ。
読みたい欲求に従っているだけだ。
バカなことを聞くな。
そのときはそう思ったけれど
今思うと
このnoteに繋がるのかもしれない。
小説を読まなければ
言葉を綴ることは無かっただろう。
皆さんの言葉に出会うことも
無かっただろう。
noteの出会いに感謝。
だけども
読書感想文はいまだにニガテ。
この場で練習するのも
ひとつの手だな。
むむ。
※子供が受験勉強をさぼらないよう見張りながら傍らで読んだのは三田誠さんの「レンタルマギカ」シリーズでした。イラストも、とてつもなく良いです。
エヘヘ( ̄∇ ̄*)ゞ
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