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責任を果たすために、生きる


私は物心ついた時から希死念慮があった。
何度も未遂をしたし、腕は自傷跡がひどく長袖しか着れないし、いちどICUにも入ったが、今や3人の子持ちである。

喧嘩をすれば、はいはい、じゃあ死ねばいいんですか?とかすぐ思っちゃう。(最低w)
自分の命が軽いものだと思っているから。

母親との関係がよくなかった。

いつでも死ねるように、枕の下に包丁を隠し持っていた。
いつでも家出できるように、ちいさなスーツケースに荷物を詰めて隠していた。

5歳くらいからの記憶があるが、毎日不安と孤独感でちいさな心はひねり潰されていた。

10代の頃は不安定で、けれど何をやっても死ねないため、死ぬのは一旦やめた。(丈夫すぎるw)

私は子どもが欲しかった。家族が欲しかった。とにかく早く実家を出て、親元を離れて、自分の新しい家族を作りたかった。

私は、自分のような子どもには絶対にしないと決めて育てている。
親だけど偉ぶらない、間違っていたら謝る、素直に褒める、抱きしめる、ことばで愛情を伝える、幼い頃の自分がして欲しかったことを、自分の子にはたくさんやっているつもりだ。

日々フラッシュバックはあるし、子どもの前で泣いてしまったり、怒りすぎてしまって後悔することもたくさんあるけれど。

私が子どもたちを愛していること、命を大事にすること、それだけは伝えているつもり。

私自身が自分の命を大事に思っていないのに、子どもにはそれを求めるのはどうかと思うが。

今も漠然と希死念慮はある。
でも私がいないと家族が大変なことになるだろう。
夫は家事育児…何も分かってないし笑

母親が居なかったら、子どもたちも不安定になるだろう。
子どもたちには、私みたいな心の病気になって欲しくない。
いわゆる普通の、死にたいとか自分を傷つけたいとかそんなこと思わないで生きていける人間になって欲しい。

私の命は子どもたちの為だけに存在している。
だから苦しくてもなんとか、なんとか明日も、これからも、生きなきゃね。

それが、家族を作った責任。
私を愛してくれる、居場所を作ってくれた家族への責任。

何がなんでも生きてやるぞ。

子どもたちへ。
こんなお母さんでごめんよ。
なんとか生きるよ。頑張るよ。

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