バリでヨガの資格RYT200に挑戦。
noteの1月のテーマが「自己投資・スキルアップ」ということで、まさに今月わたしが自己投資・スキルアップに向けて行動したエピソードを綴ろうと思います。
30代でヨガを始めた人生の転機
筆者は現在36歳。ちょうど6年前に、新卒から勤めていた会社での勤務を終えた帰宅途中、頭のてっぺんから足先までが痺れ、呼吸も乱れる初めての感覚がカラダを襲い、人生初、救急車にお世話になりました。
「これは脳梗塞では!?」と疑い、決死の覚悟で救急車を呼ぶ判断をしましたが、診察結果はなんと過呼吸。(救急隊員、病院の皆さん、申し訳ありません……。)
「まさか、このわたしが過呼吸?」と驚き。というのも、以前働いていた会社のストレスチェックで、数百名いる全社員の中で最もストレスフリーだった、超ポジティブな性格のわたし。また勝手ながら、過呼吸は10〜20代前半の若い女性に多い印象があったので、自分がとは思いもしませんでした。
20歳から喘息を患ってしまったため、この時過呼吸を発症したのは、心意的な要素というより、喘息で呼吸が乱れてしまったことが要因としては大きかったようです。
しかしながら、喘息で過呼吸になったのは初めてだったので、搬送先のお医者さんにも後押しされ、後日きちんと病院で検査をすることに。
喘息以外にも、昔からお腹を下しやすい体質でもあり、過呼吸で倒れる数ヶ月間はお腹の痛みや張り、度重なる下痢にも悩まされていました。
仕事や日常生活に大きく支障をきたすほどではなかったので、つい見過ごしていましたが、診断は“過敏性腸症候群“。
倒れる前は極力下痢にならないよう、インターネットの情報と自己判断で食事制限を行なっていたこともあり、体重は37キロまで落ちていました。
このままの体調ではいけないと、咄嗟の判断で会社を2ヶ月休職。その後、復職はせずに個人事業主のライターとして独立・開業するに至りました。
定年まで勤め上げることを疑わず、やりがいを持って楽しく働いていた会社を辞めるのはとても勇気が要りましたが、どんなコトもモノも、健康には変えられないですよね。
幸いにも、開業後すぐにお仕事を受注することができたり、夫も個人事業主のためその仕事を手伝ったりと、仕事面での大きな不安はなかったものの、どうやったら自分らしく健康な身体を作り上げたら良いのか、その時はまだ見出せていませんでした。
昔から体を動かしたり、スポーツをしたりするのは好きだったけど、体重が低下したことで体力・筋力がすっかり無くなり、いきなり激しい運動や筋トレをするのは厳しい……。
そんな時、義母の知り合いの勧めで始めたのが“ルーシーダットン“でした。
ルーシーダットンは、仙人体操とも言われる、タイ発祥のヨガのようなもの。
筋力や柔軟性が無くても心地よく体を動かせるルーシーダットンが、この時のわたしにとっては良いリハビリになりました。
週2回のペースで行うと、半年経たずして心身共に良い変化が現れるようになり、柔軟性やマインドセットの面でも、万人に定評のあるヨガを極めていきたい気持ちがふつふつと湧いてきたのです。
ルーシーダットンの先生との出会いが、わたしのヨガインストラクターになる最初のきっかけとなりました。
未経験から半年でインストラクターデビュー
ルーシーダットンのレッスンをしばらく続け、すっかり身体の調子を取り戻したわたしは、絶賛コロナ禍に夫婦で3ヶ月間北米を旅することに。
旅行ではなく、生活するように海外で暮らす旅は初めての経験だったので、資金面や体力面を考慮し、夫婦それぞれ所有していた車を手放しました。
モトクロスバイクを長年乗っていた夫は、過酷なバックパッカーの旅でも体力を持て余していましたが、私は常にヘロヘロ笑。
長旅の疲労や心労が重なり、ここでもまた過呼吸になりました。余談ですが、30歳で過呼吸を発症してから、癖になってしまったのか何度か繰り返しました。しかし、とある看護師さんとの出会いから、自己対処法を心得て、次第にパタリと落ち着くように。(この話はまた別の機会に……)
話を戻し、心身共に負荷の高い旅を通じ、自分の無力さを痛感すると同時に、まだ見ぬ海外の景色を求め、夫婦でもっと旅をしていこうと感じるようになったのです。
夫は、日本よりも気質の明るい北米の空気が肌に合っていたようで、将来的には移住したいと言うほど。そのためにわたしが必要なのは、やはり体と心の健康。
言い方は悪いですが、手っ取り早く健康になるには、スポーツジムで働けば良いのでは?と、何とも軽い思い付きが功を奏し、半年足らずでヨガのインストラクターとしてのデビューを果たしました。
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