91.情熱を軸にすればぶれがなくなる
人は情熱を持つことができるようになると、物事の取捨選択が自然とできるようになります。
なぜかというと、何かに熱中になることができると、それ以外のことを気にする時間がなくなってしまうからです。
情熱によってもたらされる取捨選択は、まずは心の中の荷物の整理から始まります。
心の中の荷物は、情報の取り過ぎによって生まれるものであり、そういった情報の過剰摂取が迷いを生み出すことになります。
特に不安を感じていたりする時ほど、その対処法を得ようとしてたくさんの情報を取りに行ってしまったりしまうものであり、そうやって得た情報が、左脳のおしゃべりである思考のループを生み出し、その結果、ますます人を不安にさせたりします。
情報は、食べ物と一緒で取りすぎると、負荷が掛かるようになります。
食べ過ぎて胃もたれが起こると体が重くなるのと一緒で、情報も取り過ぎると頭を重くさせます。
しかし、情熱を持って夢中になってできることを見つけることができると、それ以外の情報を得ようとすることがなくなるため、自然と心の負荷が減っていくのです。
また、情熱を傾けられる対象を見つけることができると、「いまここ」になる時間が増えていくため、スッキリとした気分で過ごせるようになっていきます。
「いまここ」の魅力は、今に自分を置くことで得られるスッキリ感です。
こういったスッキリ感をたくさん持てるようになると、次第に直観を得やすくなって、その直感に従って生きていると、決断力を上げていくことができるようになっていきます。
決断力とは、取捨選択できる能力です。
我々は、日々、直観を得ながら生きています。
しかし、情報をたくさん持っていると、そういった情報が直観の邪魔をしてしまい、決断力を鈍らせてしまいます。
その一方で、何かに夢中になって「いまここ」の状態になってスッキリした状態になることができると、直観をすっと受け入れるようになっていくため、決断力が上がっていくのです。
決断力が上がっていけば、不要なものを手放していけるようになるため、やがて身の回りの整理もできるようになっていき、部屋の中が片付いて、ますますスッキリとした気分で生活できるようになっていきます。
そして、心身ともに整理された状態を作ることができると、生きることが次第に楽になっていくものなのです。
生きることが楽になるということは、シンプルに生きられるということです。
シンプルさは、何をすべきかを明確にすることで生まれるものであり、こういったシンプルさを情熱を持つことで生み出すことができるようになるのです。
これらのことが、「情熱を軸にすればぶれがなくなる」ということの根拠になります。
ここからの数年は、いろんなことが起こるといわれています。
現在は時代の転換期であるため、いろんなことが起こることは当然なのだと思います。
もちろん、いろんなことが起これば、その分、様々な情報が出てくるようになるし、そういった情報が不安を掻き立てることもあるでしょう。
しかし、だからといってそういった情報に惑わされていては、自分の人生を生きることはできません。
大切なことは、そういった情報に惑わされることなく、自分の人生を生きることです。
そういった意味でも、情熱を傾けられることを軸にすることができれば、周りの情報に惑わされることなく、自分の人生を歩んでいくことができるようになるでしょう。
そして、しっかりとした自分の軸を持って、地に足を付けて生きていけるようになると、世の中がどのように変化していっても対応できるようになります。
なぜかといえば、情熱が直観力と決断力、取捨選択する能力を伸ばしてくれるからです。
好きなことに夢中になって生きることは、人に生きる力を与えてくれます。
そのためにも、どんなことでも情熱を持って生きていくことが、これからの生き方の鍵となるといってもいいでしょう。
情熱は、人生を楽しむこと以外に、人間力を高めてくれたりするものなのです。