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どんな意図を持つかで、人生の方向性が決まる

前回の、「諸行の後は、常に無に戻ること」という記事を書き終えて、読み返していたとき、ふと「引き寄せの法則」の赤い本の中で書かれていることを思い出した。


この本の中に「節目ごとの意図確認」という章がある。

では、この「節目ごとの意図確認」とはどういうことかというと、行為と行為の間の節目のときに、これからすることに意図を持つように意識するということ。

たとえば、これからコーヒーを飲むというときには「味わって飲むぞ」と意識したり、これから文章を書くというときには「できるだけ簡潔に書くぞ」という感じに意識する。

そうやって意図を持って何かをしていけば、行為の質が上がるだけでなく、何かを具現化する力が付くようになるといっていいだろう。

残念ながら、この本は手放しているので具体的な引用はできないけれど、おそらくそういったことが書かれていたと思う。

「引き寄せの法則」というと、どうしても引き寄せのやり方に目が行ってしまうけれど、実はこの「節目ごとの意図確認」がとても重要なのではないかと思う。

というのも、何か大きなことを引き寄せようとする以前に、目の前のことを自分がイメージしたように具現化していくことの方が、望みを叶える力が身に付くからだ。

どんなことでも身近なことができるようになって始めて実力がついていくものであり、そういった小さな積み重ねが自信となり、その自信の蓄積によって徐々にできることが増えていく。

そういった過程があるからこそ、できることの規模を大きくしていくことができるものだし、どんなことでも身近なことから始めていかなければ目標にはたどり着くことができない。

そういった意味でも、まずは目の前のことを具現化できるように、どうするかをイメージすることが大切だといっていいだろう。

前回の記事は、何かを終えたら気持ちを「0(れい)」に戻そうといった内容だった。

特に感情が喜怒哀楽のどれかに強く引っ張られているときこそ、「0(れい)」に戻ろうということを書いた。

そこで行為と行為の節目に気持ちを「0(れい)」に戻すと同時に、次にすることにも意図を持つようにすることができれば、なおさらいいのではないかと思う。

行為と行為の節目に一呼吸おいて気持ちをリセットし、次にすることに意図を持つ。

そういった習慣を身に付けることができれば、いつでも意識を今に置いて集中して生きていけるようになっていく。

そして、今に集中できるようになればなるほど何かを引き寄せようとしなくても具現化する力が上がっていってそれが自信となり、その自信が引き寄せる力になっていく。

自信がない状態で何かを引き寄せようとしても心の中で「難しいかな」、「やっぱり駄目かな」という思いを抱いていたりするもの。

しかし、自信のある状態で何かを引き寄せようとしたなら、心の中で「できる」、「そうなる」と思えるようになる。

そういった自信があるからこそ、引き寄せができるようになるものなのだ。

心の中で「できる」、「そうなる」と思えるようになるには、日々の生活が鍵となる。

そこで生活の節目ごと意図確認をすることから始めるのもいいだろう。

日々の生活の節目節目で、何かをする前に意図を持つという習慣があってこそ「引き寄せの法則」を使いこなせるようになって行く。

人は得てして、大きな願いを一気に叶えたいと思うもの。

しかし、なかなかそう上手くいくものではない。

どんなことでも基礎が大事であり、基礎を身に付けてはじめて事を成せるようになっていく。

基礎は反復で身に付くものであり、そういった反復の場が日常の生活なのだ。

日々の繰り返しの中で徐々にコツを掴めるようになって、あるとき飛躍が起こり、それが喜びとなって自信となる。

こういった過程を経ることで、物事の具現化していく力を身に付けられるようになる。

結局のところ、日々を大切にして生きていくことが重要であり、それ以上も以下もないといっていいだろう。

毎瞬毎瞬を、フレッシュな状態で意図を持って目の前のことに対峙していく。

これが生きることの基本となる。

この生きることの基本を人生を通じて行うことで、豊かな人生を歩んでいけるようになるだろう。

以前、「引き寄せの法則」の本を買ったときは、「引き寄せよう、引き寄せよう」という思いばかり強くなる一方で、日々の行為が疎かになっていた。

しかし、今は「何かを引き寄せよう」ということは考えなくなって、毎日を大切にしようと思うようになっている。

そういった意味では、やっと基礎の大切さに気付けたといってもいいかもしれない。

いずれにせよ、今を大切にして生きることができれば、結果が悪くなるはずがない。

結果とは、それをどう判断するかの材料でしかなく、今を生きるための材料でしかない。

今という瞬間に原因と結果がともに存在していて、その2つをどのように扱っていくのかが生きることなのだ。

そこで原因となる意図をしっかりと持ち、出てきた結果から次の意図をアレンジしていく。

そういったアレンジの繰り返しが生きることであり、このアレンジの繰り返しを楽しめるようになると生きることが楽しくなっていく。

そうなるためにも、「今を楽しもう」といった意図を持ってもいいかもしれないし「今を丁寧に」でもいいし、「今を心地よく」というような意図を持ってもいいだろう。

今という瞬間にどんな意図を持たせるかで導き出していく結果が変わっていく。

この今という瞬間にどんな意図を持つか、その意図の持ち方が自分の人生の方向性を決めることになるだろう。

意図が意識となり、意識によって意志が生まれ道ができる。

どんな道を歩むかはどんな意図を持つかにかかっている。

意図することが原因を生み出し結果に導く。

意図がすべての出発点になるのだ。




ところで、今回の記事と矛盾しますが、今年の春分の日はどうも特別らしく願いが叶いやすい日だそうです。

春分の日のある時間に、願いを放つとそれが叶うとのこと。

そういったことが語られているのが、こちらの動画です。



この動画を見て、僕は純粋に面白そうと思いました。

願いが叶うかどうかは、あまり真剣にならずに遊び半分で試してみてもいい。

試して願いが叶えばいいし、叶わなかったら叶わなかったでそれそれでいい。

もし興味を持たれた方は、ぜひこの動画を見てみてください!!

今自分は何を叶えたいかをちゃんと知るのにいい機会かもしれません。



いつもサポートありがとうございます。感謝ですー😆👍💓